このCDの仕様
1. 船出 5人の音楽家によるコンサート、beautiful Songsツアー 2002年で糸井重里さんが書いて下さった歌詞に、5人それぞれが作曲して歌うというコーナーのために作った曲です。いつか1曲に仕上げて歌おうと思っていた曲で、アレンジもほとんどその時のまま再現しています。
人が始めて新しい陸地を見つけた航海のように、わたしたちのゆりかごである海にきびしくわたしたちは翻弄され、抱かれ、そして生かされてきました。なにがあろうと、わたしたちは穏やかで平和な新天地を目指し航海を続けたいですね。
2.The Blank Paper いちまいの絵画があります。その下には、いくつもの絵が隠されているかもしれません。でも、人の目に映るものはその表面に描かれているものだけです。しかし、それも本人が完成と決めるまでは何度描きなおされるかわかりません。あるいは未完のままでおわるかもしれません。すべては過程のつみかさねなのです。
3. One Fine Day With You はっきりと自分の気持ちを伝えるのはとてもむずかしいですね。それには、スピードと角度と間が肝心です。そうです。下腹にぐっと息をためましょう。そして愛情を持って、堂々と!
では、やってみましょう!なにごとも、先送りっていうのは…よくないです。
4. Hiver Hiver は仏語の冬です。いつか王子さまが…って思うのは、永遠の乙女心なんですよきっと。これは、男女とわずです。男性にだって乙女心はあります。ですよね?
5. Hello, Goodbye 前作Noteの、「あなたを思うと」につづき、山弦のトリビアをカバーさせていただきました。その人がいて欲しいときにもう、その人はいない。けれど静かに胸に問いかければ、その人はいくつもの言葉を残してくれていたことに気づきます。人との出会いは、たとえそれが短くとも自分の生きる時間の中で大きく存在し続けるものだと思います。
6. Time To Go 街で見つけたいちまいのきれいなポストカード、それは、夏の浜辺を写したものでした。気に入って、壁にピンでとめておきました。
行ったこともない場所、それなのに懐かしい風景、わたしたちは、このいちまいの写真のように切り取られた過去の時間や風景を、思い出すことがあります。それも、なにかの拍子に。でも、そこには、決して戻れないことを知っています。それを知ってなお、今がいちばんしあわせであることを信じる気持ちが素敵なのだと思います。
7. Deja vu ものすごく不思議ななんというか時の渦に巻き込まれるような気持ちになります。かたまる!という感じ。次ぎに起きたら!どこで、お会いしましたっけ?と尋ねることにいたします。
8. 春の手紙 [2005 version] 93年にレコーディングされている曲のリメイクです。なぜか…また突然歌いたくなりました。理由はそれだけです。
9. Voyage 愛知地球博・三井東芝館で上映される映画のテーマです。千住明さん作曲です。この物語は 「GRAND ODYSSEY」 地球が環境汚染のため住めなくなった人類が地球浄化ロボットを残し、宇宙へ旅立ち、何世代か後に、また地球へ帰って来る。というストーリーです。
その子供達は、地球を見たことがありません。この映画をごらんになる方は、宇宙船の乗員となって、旅することのできる、画期的なものです。
10. A Kiss From The Sun あのセサミストリートが、今回、日本独自のシナリオによって放映されることになりました。そのエンディング・テーマです。光栄です!子供たちは遊びの天才です。アブナイからとかきたないから、とか言わず!やらせてみようよもっと自由に!という気持ちいっぱいで書きました。
内容(「CDジャーナル」データベースより)
SMAPやスガシカオのアレンジで知られる森俊之を迎え、“定番”のヨーロッパ路線に留まらないファンキーさがそこここに。(7)ではマルコス・スザーノ提供のパンデイロ・ループが聴かれる。全曲に添えられた本人による解説含め、いい年齢の重ね方では。