このCDについて
全世界を熱狂の渦に巻き込んだ「フォーティー・リックス・ツアー」の模様を収録した2枚組ライブ・アルバム。世界各地の会場から選りすぐりのトラックを収録、日本でのライブ音源も収録予定。
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ザ・ローリング・ストーンズは、200~03年の結成40周年ツアーのパフォーマンスの中から抜粋されたこのダブルディスクのアンソロジーで、自分たちをよくできた謎に仕立て上げた。これは、歴史上最もとるに足らないと思われる一瞬での、おそらく彼らの最も包括的で魅力にあふれているはずのライヴ・レコーディングのリリースである。これまでに出されたおびただしい数のストーンズのライヴ・アルバムには、多数に及ぶ全作品に常にひどくがっかりさせられる部分があった。しかし、ここではバンドが、特にキース・リチャーズとロン・ウッドのチャンキー、ブルージー2種類のギターの動きが、『スティッキー・フィンガーズ』(原題『Sticky Fingers』)や『メイン・ストリートのならず者』(原題『Exile on Main Street』)の背景となった穏やかなツアーに対抗する形になっている。周年記念というこのツアーの目的にふさわしく、取り組んだ曲の幅は、彼らのルーツとなったブリティッシュ・インベイション(「Satisfaction」(邦題「サティスファクション」)、「Paint It Black」(邦題「黒くぬれ!」))からスーパースターとなった70年代(シェリル・クロウをゲストに迎えた「Honky Tonky Women」(邦題「ホンキー・トンク・ウィメン」))、特にこれといったことはないが落ち着きを得た中年期に及ぶ。2枚目のディスクの大半は、彼らのルーツとなったヒーローたちに捧げられたエネルギッシュで愛情のこもった曲で占められている。B.B.キングの「Rock Me, Baby」(邦題「ロック・ミー・ベイビー」)やオーティス・レディングの「That's How Strong My Love Is」(邦題「この強き愛」)、さらにはホーギー・カーマイケルの「The Nearness of You」(邦題「ザ・ニアネス・オブ・ユー」)(リチャーズのボロボロになったお気に入り)などだ。そしてショウは、ソウルの王様ソロモン・バークの「Everybody Needs Somebody to Love」(邦題「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ」)の熱いゴスペルを加えた軽快なバージョンにソロモン自身に加わってもらってことを告げる意気揚々としたミック・ジャガーの声で結ばれている。(Jerry McCulley, Amazon.com)