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2004年の夏に行われたツアー「夏のワンマン市街戦!~夕焼け目撃者~」より、7月17日の日比谷野外音楽堂でのライヴを収録。演出っぽいことはほとんどなく、ただひたすら4人の演奏をシューティングしているだけのきわめてオーソドックなライヴ映像なのだが、思わず引き込まれてしまう強烈な吸引力がこの作品には確かに存在している。その最大の要因は、まったく当たり前の話で恐縮だが、バンドの持つ圧倒的な存在感。凶暴性と繊細な情緒を同時に感じさせるギター・ワーク、分厚く重いビート、どんなに激しく叫んでも、その奥底に情感あふれる歌心を感じさせるボーカル。4人がガッシリとひとつになった緊張感たっぷりのライヴ空間は、DVDというメディアを通しても、生々しく伝わってくる。少しずつ日が落ちていくに従って、バンドとオーディエンスの精神的な距離が縮まっていく様子も、手に取るようにわかる。これだけの音楽的説得力と客をグイグイ引っ張る馬力を兼ね備えたバンドは、そうはいないはずだ。巻頭に収録された菅波栄純の監督による映像作品「爆音夢芝居」も不気味で素敵。(森 朋之)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
フジロックフェスを始め、数々のフェスイベントを席巻し、ライブバンドとしての確固たる地位を築いたTHE BACK HORNが、2004年7月に日比谷野外音楽堂で行ったワンマンライブの模様を収録。6年間の活動の中で生み出した名曲を余すところなく披露する。