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The Out-of-Towners
 
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登録情報


1. Intro/I Can't Believe That You're in Love With Me
2. You've Changed
3. I Love You
4. Out of Towners
5. Five Brothers
6. It's All in the Game

商品の説明

このCDについて

結成20周年を超えてさらに進化を遂げる円熟のトリオ、キース・ジャレット率いる現代ピアノ・トリオの最高峰“スタンダーズ・トリオ”による最新ライブ・アルバムは、ECMの本拠地であるミュンヘンで行われたコンサートを収録。おなじみのスタンダードをメインに、フリー・インプロヴィゼーション演奏や、キースのソロ・ピアノ・チューンも収録。


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ベーシストのゲイリー・ピーコック、ドラマーのジャック・ディジョネットから成るキース・ジャレットの“スタンダーズ・トリオ”は、これほど長きにわたって活動してきただけあってもうそれが当たり前のようにも感じられるが、この2001年のミュンヘンのオペラハウスでのショウでは、彼らのコンビネーションの深みと自然さにあらためて驚かされる。ジャレットには、なじみのあるレパートリーで自らの歩みを明らかにするという才覚がある。生き生きとした遊び心ある「I Can't Believe That You're in Love with Me』(邦題「アイ・キャント・ビリーヴ・ザット・ユーアー・イン・ラヴ・ウィズ・ミー」)をこのセットのオープニングとして、内省的なソロ・バージョンの「It's All in the Game」(「イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム」)でしめくくる。その間では、このグループのよくまとまった相互作用が、落ち着いた美しさのあるバージョンの「You've Changed」(ユーヴ・チェンジド)、コール・ポーターの「I Love You」(邦題「アイ・ラヴ・ユー」)のアップテンポでハーモニックな探索、ジェリー・マリガンの「Five Brothers」(邦題「ファイヴ・ブラザーズ」)のハードスイング版を引き立たせている。しかし、ハイライトはやはりタイトル曲で、ファンキーな20分間の名演がこのブルースを根っこから枝先まで掘り下げている。(Stuart Broomer, Amazon.com)

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58 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 スタンダーズの彼岸を待つ, 2004/9/10
「かっこいーい! おや浮かぬ顔だね」
「なんだかね」
「なにかご不満かい?」
「演奏は素晴らしい。それは認めるけど」
「キースはロマンティシズム全開だし、デジョネットのドラムもまるでピアノみたいに繊細でパワフル。ピーコックだってしっかり要(かなめ)役を務めているよ」
「現代ジャズでは群を抜いたピアノトリオだということに異論はないんだけど」
「いいじゃない。スタンダーズ完全復活だ」
「でもなあ。スタンダーズっていったい何年やってんだい」
「20何年だったかな」
「まるでオスカー・ピーターソンのTrioみたいじゃないか」
「ぜんぜん音楽の種類が違うよ」
「一種の芸になっていないかってこと」
「このトリオは、キースのインプロビゼーションの実験室だよ。マンネリなんてとんでもない」
「それを百も承知で、音楽全体として予定調和に堕していないかっていってるんだよ。いつか聴いたキース、いつも聴いてるキース。そんな感じがしてしようがない」
「でも、かっこいいよ。最後のソロなんか、落涙ものだ。最近聴いたどんなアルバムより聴き応えがある」
「でもなんだかなぁ」

一ファンのわがままだろうか。ソロピアノもスタンダーズもいったん御破算にして、まったく新しい世界と苦闘するキースを期待するのは。

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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「流石」、ではある, 2004/8/27
このレビューの引用元: ジ・アウト・オブ・タウナーズ (CD)
「芳香を放つ、円熟のトリオ美学。」そのとおりの演奏。基本的にいつも通りのトリオの演奏でそつがないのだが、既出楽曲がないぶんだけ新鮮です。個人的には前作「UP FOR IT」よりも興味深く聴きました。残念なのは音や楽曲ではなく、ECMの商法にのらされて購入している自分がいること。キースに70年代や80年代前半のころの音楽に戻してくれっていったところであり得ないし、いまさら何言ってんの?ってことになりましょうが、トリオが仲良く演奏したものを録音して納得したものだけを「ハイ、新作です」とリリースするこの商法。聴きたいし、聴けば確かに感動するのですが、21世紀における「生と死の幻想」を期待する私が馬鹿なのか...。まあ、これが現在のキースを味わう唯一の方法なのであれば諦めます。
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25 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 そろそろ大編成, 2004/11/19
このアルバムにも五つ星をつけてやりたいとは思うのだ。思うのだがちょっと待て。このトリオが演奏する以上、素晴らしいのは当たり前、いつも五つ星、ファンは安心して購入下さい、ジャズ初心者の方もご心配なく、マニアの方も繰り返し聴いておられます、という訳で非の打ちどころのない評価になってしまっている。最近のキースには巨匠という肩書きが張り付いてしまって、「大甘ナルシスト」だの「聴衆無視の自己満足演奏」だのという悪口雑言は恐れ多くてとても言えないという風潮さえ漂っている。だがそれでよいのか。キースにはやはり、力尽きてくたばるまで駄作と問題作を交互に発表してもらいたいとファンは期待すべきではなかろうか。
 病から回復したキースは『残』『ソロコンサート』『スタンダードvol1,2』といったような、度肝をぬかれる一撃を世の聴衆に突きつけてもらいたい。個人的には大編成の純正ジャズをキースの手でと思う。それがどうしようもない駄作であっても、ファンはいかにもキースらしいと思って、どぶに捨てたCD代金を笑って諦めればよい。この声がキースに届くか、無理だろうけどね。アルバムの内容以外の過剰な要求をこめて星4つ。
 
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