内容紹介
ナイチンゲールの活躍で知られるクリミア戦争。戦争の愚かさをシニカルな映像で見事に描き出す傑作。
<キャスト&スタッフ>
カーディガン卿…トレバー・ハワード
クラリッサ…バネッサ・レッドグレーブ
ノーラン…デイビッド・ヘミングス
監督:トニー・リチャードソン
製作:ニール・ハートレー
脚本:チャールズ・ウッド
●字幕翻訳:平田勝茂
<ストーリー>
1850年代のはじめ、ロシアがクリミア半島に手を伸ばし始めていたころ、イギリスもそれに抗すべく動き出していた。そんな折、インドでの戦いから帰国してきたノーラン大尉(デイヴィッド・ヘミングス)はカーディガン子爵(トレヴァー・ハワード)率いる第11騎兵隊に配属されるが、両者はささいなことから衝突を繰り返していく。やがてイギリスはフランスとともにクリミアへ出陣。現地に着くや、兵士たちはコレラや物資不足に悩まされるが、子爵たちは贅沢な貴族生活を満喫しながら進軍を続けるのみである。そして、ついに英仏連合軍と露軍はエクレバの地で1戦交えることになったのだが……。
<ポイント>
●アカデミー監督のトニー・リチャードソンが豪華キャストで描くスケール感溢れる戦争ドラマの傑作。
<特典>
●オリジナル劇場予告編
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1850年代のはじめ、イギリスのカーディガン子爵(トレヴァー・ハワード)率いる第11騎兵隊に配属されたノーラン大尉(デイヴィッド・ヘミングス)は、ささいなことから子爵と衝突を繰り返し、睨まれていく。やがてイギリスはフランスと連合してクリミア半島へ出陣し、ロシア軍とエクレバの地で激突するのだが…。
1854年に始まるクリミア戦争。その中でも最も過酷な戦いとなったエクレバの戦いをクライマックスとする、壮大かつスキャンダラスな戦争大作。監督は、1960年代英国“怒れる若者たち”世代の代表格トニー・リチャードソン。ここで彼は、時に風刺の利いたアニメーションなどさまざまな技法を駆使しながら、アイロニーに満ちたブラックジョーク的視点を徹底させ、イギリス上流社会に対する痛烈な批判を叩きつけることに見事成功している。しかし、それゆえに鑑賞後の印象は、あまりにも重々しくやるせないのも確かだ。(的田也寸志)
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