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ユッスー・ンドゥールのキャリアにはふたつの面がある。ひとつは、ンドゥールがカプリソとラテンとポップを伝統的なセネガル音楽に溶けあわせて作った攻撃的なンバラ・スタイル。そしてもうひとつは、ピーター・ガブリエルとの共演を思い起こさせる(オーバー・プロデュース気味だとも言われるが)ワールド・ビートのポップス。後者のカテゴリーに入る本作は16曲入りのコンピレーション盤で、1990年代初期にコロンビアからリリースされた2枚のアルバムと、2000年にフランスでリリースされたアルバム(『Joko (From The Village To Town)』)の曲、それに1994年にラジオ番組でライヴ・レコーディングした2曲などを収録している。
何より興味深いのは、ビートルズの「Ob-La-Di, Ob-La-Da」をオリジナルにほぼ忠実に解釈したカバー。これは、1996年に日本でのみシングルとしてリリースされている。ネナ・チェリーとデュエットした「7 Seconds」は西洋世界のポップシンガーとしてのンドゥールのすばらしさを示しているが、ワイクリフ・ジョンをフィーチャーしたソウルの名曲「Don't Look Back」も負けず劣らずすてきだ。本作は、ンドゥールのポップな楽曲を再評価するための揺るがぬ証拠となる1枚だ。(Tad Hendrickson, Amazon.com)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
西アフリカ、セネガル出身の世界的なポップ・スター、ユッスー・ンドゥールの未発表ライヴ音源も加えたベスト盤(92~2000年)。スパイク・リーとの関係から、ややヒップホップ寄りのアプローチが目立った時期の作品。「オブラディ・オブラダ」収録。