内容紹介
女性アクション映画のルーツともいうべき香港女性アクション映画の原点であり、“アジアの巨匠” とまで呼ばれた名監督キン・フー初期の傑作といわれるのが本作 『大酔侠』 である。 『グリーン・デスティニー』 のアン・リー監督もキン・フー作品を手本にしているといわれ、本作品は映画史上に残る作品となった。
【ストーリー】
政府の高官である父親の命を狙うお尋ね者の山賊たちに、兄を人質にされた凄腕の女剣士・金燕子(チェン・ペイペイ)は、兄を救いに辺境まで追ってきた。だが、多勢の彼らに囲まれ絶対の危機に陥った時、彼女を助けたのは謎の酔っ払いで実は名うての侠客 ”酔侠”(ユエ・ホア)だった。酔侠の協力を得た金燕子は兵を集め、再び山賊団に戦いを挑む。
1966年作品
《監督》 キン・フー
《出演》 チェン・ペイペイ、ユエ・ホア、チェン・ハンリェ
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「香港のクロサワ」ことアジアの巨匠キン・フーの第2作にして、武侠アクション映画のルーツとて映画史に残る傑作。総督の息子が山中で盗賊一味に誘拐された。その妹で、金燕子と呼ばれる女剣士が男装して兄の救出に向かう。宿屋の闘いで危機に陥ったところを救ってくれたのは酔いどれ乞食の酔猫。彼こそは伝説的な武芸の達人だった…。
2000年のオスカー受賞作『グリーン・デスティニー』にも多大な影響をあたえた陶酔的なまでのアクション演出。キリリとした美しさでヒロインを演じたチェン・ペイペイは、当時20歳の新人。この一作で「武侠影后」と呼ばれ、のちに『七小福』『グリーン・デスティニ―』にも客演した。撮影は『ドラゴンへの道』などの名手、西本正(賀蘭山)。舞踏を思わせる武術指導は京劇出身でやはりリー映画でおなじみのハン・インチェが担当。当時12歳のジャッキー・チェンをはじめ、マース、ウー・ミンツァイ、チン・シウトンらが子役で出ている点でもマニア泣かせの逸品。(望月美寿)
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