内容(「CDジャーナル」データベースより)
アフリカはセネガル沖のカボ・ベルデ諸島出身、裸足のディーヴァと呼ばれるセザリア・エヴォラのアルバム。哀愁を帯びた歌声は、フランスをはじめ、世界中で支持されている。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ファドよりも軽快に、サンバよりは優雅に。どこか洗練されていてとっつきやすい。セザリアおばちゃんの歌が日本でも一定の支持を得ているのはそういうところだろう。彼女が生まれ育ったカーポ・ヴェルデ諸島は、アフリカ、ポルトガル、ブラジルをつなぐ貿易の要所として栄えたが、“ソダージ”と呼ばれる郷愁/孤独/寂寥の情感もまた、この島を行き交いすることで変容し、彼女の歌声のなかに流れ込んでいる。豪華ゲスト陣と組んだ前2作とは異なり、本作ではそんなルーツに立ち戻った。(1)(5)(9)(14)のようなモルナ(ファドに通じる哀愁のバラード)、(2)(3)(6)(13)のようなコラデーラ(コーラスを配したダンス曲)と、カーボ・ヴェルデ伝統の2つの歌曲スタイルを中心にじっくりと歌い込んでいる。(8)はアメリカのフォーク曲「グリーン・フィールズ」にポルトガル語詞を付けたもので、ライ・クーダーあたりへの目配せか。バンドリン、クラリネット、アコーディオンなどソロをとる楽器群の歌いっぷりも美しい。 (大須賀猛) --- 2004年04月号
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