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Bax: The Symphonies [Box Set]
 
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Bax: The Symphonies [Box Set] [Box set] [Import] [from US]

~ Arnold Bax (作曲), Spoken Word (作曲), Vernon Handley (指揮), BBC Philharmonic Orchestra (オーケストラ)
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 6,645 通常配送無料 詳細
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5つ星のうち 5.0 偉大なシンフォニストの記録, 2005/1/1
By ニゴチュウ (北海道札幌市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
日本では国内盤すら発売されなかったが、イギリスの「グラモフォン誌」でぶっちぎりで「レコード・オブ・ザ・イヤー2004」のオーケストラ曲部門賞を獲得した名演である。CDは5枚からなっているが、このうち1枚は、イギリス音楽のスペシャリストである指揮者ハンドリーへのインタビューの模様が収録されており、このアルバムの企画性の高さが伺われる。インタビューでハンドリーは一人の作曲家を理解することを、一つの言語を理解することにたとえている。そして音楽とは言葉より一層直裁な表現媒体であることも同時に指摘している。なるほど、これらの7曲の交響曲は、そういった意味でたいへんよく出来ている。確かにいわゆる古典的な様式美に照らしたとき、やや不安でどこに行くかわからない要素を感じるかもしれない。(すでに別なレビュアーの方が的確にコメントされているので重複するが・・)。しかし、このアルバムを聴いたとき、私はある光景に出くわす。「一日のうちに四季がある」~これは全英オープン・ゴルフが開催されるセントアンドリュースを表現した言葉だが、印象はこの言葉にきわめて近い。短時間のうちにめまぐるしくかわる気温、風向き、風速、光の加減、遠景の雲であってもそれらはときおり強烈な勢いで流さ去って行く。。。イギリスやアイルランドの伝統音楽だけでなく、ブルックナーやシベリウス、マーラーといった偉大なシンフォニストの薫陶もまたうけつつ、荒涼たる大地をつきすすむ・・・バックスの交響曲によって描かれる世界は無限に広がっている・・・・
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5つ星のうち 5.0 バックス交響曲の決定版, 2004/2/3
By 匿名氏 (東京都町田市) - レビューをすべて見る
バックスの交響曲は、同じチャンドス・レーベルからトムソン、ナクソスからはロイド=ジョーンズが全曲録音を行なっている。だが、このハンドリーの録音は別格の感がある。音の一つ一つに確信がみなぎっており、もはや容易な批評を超えたものといってもよい。ハンドリーはほとんどイギリス音楽しか録音しないという、イギリス音楽のスペシャリストであり、鄙びた中につややかさを秘めた響きのつくり方は、一見地味だが独特の味わいがある。

バックスの音楽は、同年代のヴォーン=ウィリアムスなどに比べると複雑であり、感情の振幅が大きく、余りに多くの楽想を一曲の中に詰め込みすぎいて、ともすると統一感を失う傾向があり、その点がこれまでも批判されてきた。しかしハンドリーは、付録されているディスクに録音されたインタビューの中で、マーラーと比較して、バックスの音楽に特に構成観がけ欠如していると感じたことはないと述べている。げんにハンドリーの指揮は、バックスの音楽の起伏の多い流れを、細部にとらわれることなく、見通しよくまとめている。ともすると重くなりがちなバックスのオーケストレーションも、ハンドリーは弦楽器に比重を置き、透明感のある音色で鳴らしている。

バックス交響曲全集の決定版であることは、間違いない。

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5つ星のうち 4.0 Chandosのバックス・ルネッサンス、久々の快挙, 2005/10/3
頑張る割りには不遇だったハンドリー(一説にはかなりリハーサルが
きびしく、納得するまでやる為だといわれている)。彼はバックスの
スペシャリストであり続けているのだが、録音には恵まれないでいた。
Chandosがバックスのシリーズを始めたとき、彼はEMIに期待をかけて
いたが結局実現はできなかった。(当時EMIでVウィリアムス、エルガー
ディーリアスを立て続けに録音していたのでそういう期待もあった。
但しいずれも廉価版のLPだった。)期待したバックスの録音は新人の
Bトムソンにその場を奪われてしまい余った曲しか録音できなかった。
EMIのディーリアス・シリーズも劇音楽(ハッサン)で最後だった。
事実今回の録音もひょっとしたら実現しなかったかも知れないのだ。
そんなこんなでファンもほとんどあきらめの境地でいたところ。
BBCの音楽雑誌の付録に交響曲第三番と交響詩(ティンタジェル)が
付くと知って狂喜乱舞したものだったがなぜか一向に出ない。
これはやっぱりだめかと思っていたところにこの録音のニュースだ、
これを聞いたときは晴天の霹靂、今世紀の一番のトピックスだった。
そして事実、今までの思いをぶつけるようなまるで気が狂ったような
短時間で録音したのがこれだ。
(まるで自分に残された時間は無いと思わせる程のラッシュだった)
それがこのアルバムなのだ。僕は彼がこの後倒れこんで死んでしまう
のではと思ったくらいだ。(やがて不幸は起こった。ミュンヘンで
交通事故の為休養をせざるを得なかった。まあ幸いその後復活したが)
さて長々と書いてきたが、このアルバムの聴き所は以外にも、付録の
ティンタジェルこれが長さといい内容といいあのバルビローリをも
しのぐ名演。さらに交響曲とでいうとNo.1、No.4、No.5,No.7の
4曲だと思う。僕の事を言えば特にNo.1に関して今まではこの曲だけは
理解の外だった。だが、初めてハンドリーのこの演奏でこの曲の事が
すっきり理解出来たのだ。目からうろことは良く言ったものだ。名演!
他の曲も構築性サウンド作りどれを取っても説得性が満ち満ちている。
録音はくせがあるのでとまどうかも知れないが。総合点では他の
誰も寄せ付けない説得感がある演奏だと思う。
でもやはりNo.2とNo.6はLP時代のLyrita盤が一押し!これに勝るもの
は無い!
この秋以降には交響詩(音詩)のアルバムも出るという!
英国のファンをハンドリーが狂喜させる日が来ることを節に祈る!
もう残された時間は無いのだから!!
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