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このスペシャル版(厳密にいえば24周年であるが、そのように些細なことは構わないだろう)は、過去の出演者をまんべんなくカバーしており(少なくともコメディアンは)、今や文化の一角を担うと言っても過言ではないショーをたたえるにふさわしいものだ。「コーンヘッド」から「メアリー・キャサリン・ギャラガー」まで、誕生したヒットキャラクターは数知れず。それらを含め、明るくテンポよく進む多くの映像がふんだんに収録されている。ライヴならではの、観客との掛け合いも楽しい。ビル・マーレイが先住民居住地のカジノのラウンジシンガーと化したスケッチでは、有名人がお客に扮して登場。ゲスト司会のトム・ハンクスがライヴでQ&Aセッションを行うものでは、クリストファー・ウォーケンが渋みのあるユーモアを披露している。ビリー・クリスタルはキャラクターのひとつ「フェルナンド」を復活させ、ダン・エイクロイド、ラレイン・ニューマン、スティーヴ・マーティンらベスト・キャストも登場する。ジョン・ベルーシを暖かく追悼したかと思えば、思い出の品をオンライン・オークションにかけたりするが、ジャン・フックスが紹介する故フィル・ハートマンとのショート・フィルムは素直に心を打つ。エディ・マーフィーは不在だが、意外にもノーム・マクドナルドは登場。スキッツの中にはおもしろいものもあれば(デニス・ミラーもの)、そうでないものも(アダム・サンドラーもの)、そして非常に不愉快なもの(デヴィッド・スペード)もある。トリビュート・ショーによく見られるように途中で間延びしてしまうのは確かだが、クラシックなスキットの数々は、最後まで見るに値するだろう。それに、今回はライヴではない。滑るスケッチを早送りしてしまうという手もある。(Mark Englehart, Amazon.com)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
放映開始25周年を迎えた米の人気コメディ番組「サタデーナイトライブ」。その今まで放映されたものの中から、大物ミュージシャンの名シーンをピックアップし、年代別に5枚に分けて収録。チェビー・チェイスらお笑いレギュラー陣のコントも楽しめる。