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4.0 out of 5 stars
リアルへのこだわり, 2003/11/12
CMにひかれて購入しました。 (放送中止になったのは残念です)最初に思ったのは「難しい!」 何の説明もなくいきなりストーリーが始まるし、どこへ逃げたらいいかも分からず瞬殺されるといった調子で、最初の30分ほどはプレイしていても正直訳が分かりませんでした。 バイオハザードのように敵に立ち向かうゲームを期待している方は、肩透かしを食らうと思います。 ただ、ゲームのルールが分かってくるとかなりはまります。 本当に「リアル」にこだわったゲームです。 主人公達は生身の人間なので、銃で撃たれて当たり所が悪ければ1発で死にます。 武器も持っていない場合の方が多いです。 老人のキャラクターもいるのですが、いきなり咳き込んだり、ダッシュすると息切れしたり、と芸が細かいです(笑) 銃をリロードするにも撃った分の弾を込めなおす動作をする時間が必要だったり、ドアを開けたら自分で閉めなければそのままだったりと本当に細かくて感心しました。 ただ、リアルととるか、システムとして不便で面倒ととるかは人それぞれでしょう。 自分の状況と、周りの地形と、敵の配置を把握して、最善の策を探すところにこのゲームの面白さがあると思います。 武器を持っているキャラクターもいますが、敵を倒して進むためのものではなく、見つかってしまった時に身を守るとか、こちらに気づいていない敵を物陰から倒すくらいのことしかできません。 バイオハザードで、「近くのセーブポイントがどこにあるかもわからず、残弾数も残り少なくなり、体力もギリギリの上に、今自分のいる部屋が敵に囲まれた」という状況になったときに打開策を探して楽しめる方なら、間違いなくはまると思います。 アイテムも探すにも何のヒントもないので、近頃のゲームのあからさまなヒントや、とりあえず進めば偶然で何とかなってしまうという進行が嫌いな方にもおすすめです。 逆に、サウンドノベルのような自分の思ったとおりにサクサク進めるゲームが好きな方は、きっとイライラすると思います。 怖さの演出に関しては、零(私が今までで一番怖いと思ったゲームです)ほどではありませんがよくできていると思います。 熱帯夜の悪夢のような怖さです。 個人的には、よくある「びっくり箱的なおどかし」にあまり頼っていないところに好感が持てました。 ほか、気に入ったのはキャラクターが何人もいるところです。 面をクリアするごとにキャラが変わり、主人公の少年以外にも大学教授、神父(?)などいろいろなキャラクターを操作でき、それぞれのストーリーが微妙に関係しているので、ストーリーをいろんな視点から見られます。 1つの面が長すぎないのもいいですね。 難点をあげるなら、 ・グラフィックがやや粗い(PS2的にこのへんが限界なのでしょうか?) ・キャラのモーションに少し不自然さがある(熱中してくると気にならなくなりますが) ・難しすぎて同じところを何度も繰り返すため、怖さに慣れてしまう ・ただ1つのヒントである地図も見づらい(地図に自分で目印をつけたりできるといいのですが) といったところでしょうか。 個人的にはとても面白いと思いますが、残念ながら好みが分かれそうです。
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