このCDの仕様
1975年作品。ここ二作でのザ・バンドとの活動によってロック色を強めたディランだったが、本作は一転してアコースティック・サウンドによる穏やかな印象のアルバムになった。サウンド面での変化もさることながら、詩の面でもこれまでと一味違う味わい深い作品が多く収録されており、特に「愚かな風」は“七十年代のライク・ア・ローリング・ストーン”とまで評される。このアルバムのセッションは二度行われ、当初はディランのみによるものだったが後にミュージシャンをかき集め、アルバムの半分の曲のレコーディングをやり直して発表にこぎつけた。ディランの第二次ピークに生まれた歌の数々はいずれも質の高いもので、このアルバムは彼の最高傑作のひとつに数えられている。全米最高1位を記録する大ヒット。
Amazon.co.jp
70年代ディランの最高傑作とも呼ばれる、75年の作品である。単独名義のオリジナルアルバムとしては5年ぶり、全米ツアーで完全復活を宣言した直後にリリースされた。
サウンド的には、生ギター中心のフォークタッチの曲が多く、その分彼自身のヴォーカルの魅力がより味わえる1枚だ。多弁な歌詞と節回しが楽しい1曲目や、70年代版「ライク・ア・ローリング・ストーン」と評されたフォークロック調の4曲目など、収録曲も粒ぞろいだ。ディランの創造力が再び上昇気流にあったことを明確に示す作品だ。(星野吉男)
商品の説明をすべて表示する