内容紹介
見せてあげよう。見た事を後悔する恐怖を・・・。
2003年冬 人類の運命を変える決定的な恐怖があなたに届いてしまう・・・。
少年時代、ある秘密を共有することで固い絆で結びついた4人の男たち。その20年後。毎年恒例のハンティングのため、彼らは雪深い森の狩猟小屋で再会を果たす。しかし旧交を温める彼らの周りで、説明不能の出来事が次々と起こり始める。そして想像を絶する恐怖が4人を襲うのだった。スティーブン・キングの創造した"誰も見たことがない侵略者"を再現するため、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『T3』を手がけたILMのVFXスタッフが結集。キング自らが「この15年で最高の映画化作品」と認めた、最高のホラー・サスペンスの世界に、あなたも足を踏み入れる!
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多くの作品が映画化されているスティーブン・キングの小説のなかでも、本作はかなりスケール感が大きく、映像化が難しい題材ではある。監督が『再会の時』などのローレンス・カスダンというのも、意外な抜擢。少年時代に、いじめられっ子を助けた親友4人組が、その後、他人の心が読めるなど超能力を身につける。20年後、毎年恒例の山小屋でのパーティに集まった彼らが、謎の敵に襲われる。
前半は、ミステリアスな空気がキープされ、なかなかの緊張感。森から逃げ出してくる動物や、雪のなかに座ったままの警備員などの描写が、ひたひたと怖さを高めていく。そこに少年期の回想が挟み込まれ、同じくキングの『スタンド・バイ・ミー』と共通する空気を漂わせる。残念なのは、主人公4人が、それぞれの超能力も含めて個性が浮きだってこないことか。モーガン・フリーマン演じる機動部隊の司令官との関わりにも、不可解なものが残る。ただ、敵であるクリーチャーの登場シーンは、その外見と攻撃性があまりにもショッキングで、パニック・ホラーとして見れば、けっこう楽しめるかも。(斉藤博昭)