内容紹介
巨匠チャン・イーモウ監督が「あの子を探して」「初恋のきた道」に続いて贈る
《しあわせの三部作》最終章 <キャスト&スタッフ>
チャオ…チャオ・ベンシャン(山路和弘)
ウー・イン…ドン・ジエ(園崎未恵)
フー…フー・ピアオ(仲野 裕)
リー…リー・シュエチエン(石井隆夫)
ニウ…ニウ・ベン(鈴木琢磨)
監督:チャン・イーモウ
脚本:グイ・ズ
製作:チャオ・ユイ/ヤン・チンロン/チョウ・ビン/チャン・ウェイピン
製作総指揮:エドワード・R・プレスマン/テレンス・マリック/ワン・ウェイ
撮影:ホウ・ヨン
音楽:サン・パオ
●字幕翻訳:水野衛子/太田直子 ●吹替翻訳:水野衛子
<ストーリー>
中国の近代都市・大連。ある日、盲目の少女ウー・インの継母は、"至福旅館"の経営者を名乗る男チャオと見合いをした。実は彼は工場をリストラされた失業者。何とか見合いを成功させようと大見栄を張ってしまった。継母はウー・インを按摩師として働かせるよう願い出た。チャオは継母に冷遇されている彼女に同情し、廃工場に按摩室を急造する。彼は仲間に、旅館の客のフリをするなどの芝居を打ってもらい、ウー・インを稼がせる。そして、彼女も次第に生きる希望を取り戻していき、チャオとも親子のような間柄になっていくのだが……。
<ポイント>
●「紅いコーリャン」でベルリン映画祭金熊賞を受賞した巨匠チャン・イーモウ監督が贈る、心温まる感動大作
●「あの子を探して」「初恋のきた道」に続いてチャン・イーモウ監督が贈る《しあわせの三部作》最終章!
●第52回ベルリン国際映画祭特別招待作品
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中国映画界の名匠チャン・イーモウ監督が、盲目の少女と中年男の不思議な交流を描くヒューマン・ドラマ。舞台は中国の大連、旅館経営者を名乗るも実は失業中のチャオ(チャオ・ベンシャン)は、見合いした女性に頼まれ、義理の娘ウー・イン(ドン・ジエ)を按摩師として働かせることに。継母に冷たくされている彼女に同情したチャオは、廃工場に偽の按摩室を設け、仲間に旅館客のふりをしてもらい、仕事をさせていくが…。
近代化の進む中国の都会の片隅で健気に生きる人々の姿を通して、人間本来の優しさなどが温かく描かれる好編。現実の厳しさを見据え、決して生半可なハッピーエンドにしていないところも逆に感動的。イーモウ監督は『あの子を探して』『初恋のきた道』に続き、またも少女を魅力的に捉えることに見事成功しているが、本作と同じ原作者の『紅いコーリャン』(デビュー作)のころに比べると大分作風が変わってきたようだ。製作総指揮には『天国の日々』『シン・レッド・ライン』などで知られる伝説の監督テレンス・マリックの名前も。(的田也寸志)