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ジョン・カーペンターの作品の中で、このB級映画は生き続けている。『パラダイム』は画期的な気味の悪さを持つ超常ホラーだ。理論物理学を専攻する学生たちが、彼らの教授であるバイラック(ビクター・ウォン)に率いられ、司祭(ドナルド・プレザンス)と共に、悪魔の復活を食い止めようと闘う。闇の王子は渦巻く緑のプラズマとなって遥か昔から円筒状の容器に閉じ込められていたが、今、そこから出る方法が見え始めてきた。こうしたすべてが風変わりで科学的な会話(その全部が正しく、誰かがしっかり下調べしたのは確かだ)で支えられている。そのお陰で、観客は話に入り込め、さあいいぞと言って、ここで既に前兆を感じるスリルを楽しむことができるのだ。原題である“闇の王子(Prince of Darkness)”が、封印されていた悪魔を研究するために教会に来ていた学生たちを次々に操っていくと、この作品はジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド / ゾンビの誕生』へのオマージュの様相を呈してくる。カーペンターの初期の映画『要塞警察』のように 。そして、これが量子物理学と宗教的な正統性をうまくかみ合せる手法になっている上に、悪魔の従属者であるゾンビがたくさん生まれるのだ。血なまぐさいスプラッターなシーンは多く、それは観た人たちが「こりゃひどい映画だ!」と言いながら大きく口を開けて笑う類いだ。ホームレス役のアリス・クーパーに注目。きっとすぐに分かるだろう。(Jim Gay, Amazon.com)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『ハロウィン』『遊星からの物体X』など、B級SFホラー界の鬼才、ジョン・カーペンター監督によるオカルトホラー。ロサンゼルスの教会で発見された緑の液体。これに悪魔の復活を予言した研究者たちは、調査を試みるが…。スーパー・ベスト・プライス。