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1993年に放送された19作目の「世界名作劇場」である本作は、87年放送の「愛の若草物語」(ルイザ・メイ・オルコット原作)の続編。登場人物が一部重なっている。マーチ家の次女、ジョーが夫と始めた学校、プラムフィールドを舞台に、13人の生徒とジョー先生の心の交流が描かれる。
ナンと呼ばれる11歳の少女がプラムフィールドにやってくるところで、物語は幕を開ける。勝ち気でおてんばなナンの姿にジョーは少女の頃の自分を重ね、彼女のまっすぐな性格とあふれる好奇心に可能性を見いだす。そんなある日、札付きの不良少年ダンがプラムフィールドへやってきて、学校がざわつきはじめた。大人を信じようとしないダンを、それでも受け入れようとするジョーだったが、ダンは火事騒ぎを起こしてしまい…。
とにかく13人も子どもたちがいるから、エピソードには事欠かない。どんなときも、それぞれの子どもの「よい部分」を信じ、それを引き出そうとするジョー先生の姿勢に、すがすがしい感動を覚える。
子どもの中に眠る可能性を育てるものは教育であり、そして教育の根幹は信頼である。そんな純度の高い理想を、奇をてらわない語り口で伝える、「世界名作劇場」らしい良作だ。(安川正吾)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「愛の若草物語」の続編として、93年に放映されたファミリーアニメシリーズのDVD化第10弾。前作のおてんば少女・ジョーが成長し、先生となって登場。おてんば娘・ナンと先生・ジョーの対決を描く。第37話「旅立ちへの予感」他、全4話を収録する。
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