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ゴジラ生誕20周年を記念して製作された「ゴジラ対メカゴジラ」だが、この映画でゴジラは完全に喰われてしまった。ゴジラを模した全身武器のロボット怪獣・メカゴジラのクールなカッコ良さこそが、この映画の最大最高の見どころだ。円谷英二が演出に関わっていない怪獣であるにも関わらず、その人気の高さはモスラ、キングギドラといった往年の名怪獣たちと肩を並べ、2004年に至るまで計5作のタイトルロールを飾るあたりからもうかがい知れるというもの。
『ゴジラ対メカゴジラ』のクライマックスにおける、さながら全身を砲台と化してミサイル、光線技の一斉攻撃を行うメカゴジラの凄まじい映像は、テンポの速い絶妙な編集、佐藤勝のハイテンションな音楽、中野昭慶特技監督による視覚効果が絶妙なマッチングを見せ、血湧き肉躍る素晴らしいシーンとなっている。福田純監督=中野特技監督のコンビによるゴジラ映画の中では最高傑作と言えよう。(斉藤守彦)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ゴジラ生誕20年を記念して74年に製作されたシリーズ第14作。ブラックホール第三惑星人によって送り込まれたメカゴジラを撃退すべく、ゴジラと伝説の怪獣・キングシーサーが立ち向かう。音声が5.1chにリミックスされ、さらなる興奮が味わえる。