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ショーン・ポールは、アメリカ・ポピュラー音楽界でもトップクラスの能力を持つ次世代のドル箱ダンスホール・アーティストとして、ビーニー・マンやスーパー・キャット(サウンドもルックスも似ている)の歩んだ道を追っている。
本作は、出世作となった「Infiltrate」と「Deport Them」についていまだに語り合っているファンもがっかりさせはしない。「明かりをくれ」と訴えるとびきりキャッチーなフックを持つ遠慮のないトラック「Gimme the Light」は、リスナーにCDプレイヤーのリピートボタンを何度も押させるだろう。また、ポールのシングジェイ(歌とラップをミックスさせたジャ・ルールのようなスタイル)を引きたてる優れたトラックは、2002年初頭の筋金入りのローカル・ヒット曲だ。その「Like Glue」では「Buyout」のリズムに乗り、セクシャルな風刺を散りばめた「Can You Do the Work?」ではゲストに甘い歌声のセシールを迎えている。
だが、実験的なリリック(たとえば「Punkie」ではスペイン語でラップしている)やビート(「Street Respect」ではアップテンポで古典的なインド音楽のリズムを用いている)への挑戦は、そこそこの結果に終わっている。それに、トニー・タッチやネプチューンズ(「Bubble」)の手を借りたヒップ・ホップ的なアプローチも、本作をさらにもう一段上の純粋なダンスホール・アルバムへと引き上げるのには、あまり成功していない。
けれども、ダンスホール・ミュージックの初心者ならば、シャギーの『Hotshot』と同じく、本作を楽しめるのはまちがいない。(Dalton Higgins, From Amazon.com)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
もはやジャマイカ・キングストン生まれのレゲエ・シンガーなんかじゃない。2003年のこのセカンド・アルバムは、この音楽にヒップホップとR&Bがすでに不可欠のエッセンスとなっていることをみせつけ、ショーン・ポールをスーパースターに押し上げた傑作。
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