|
4 of 5 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars
確かにきっかけとしては充分なんだけど・・・, 2004/3/8
このアルバムはAORの代表的なシンガー、 BOBBY CALDWELLの78年から92年までの代表曲を、 ややランダムな感じで収録しているアルバムです。選曲としては、まずまずと言った感じだと思います。 代表曲をほぼ収録していますし、 初期のいかにも古めかしいAORの4,5,9から、 中期バラードの3,8。後期のジャジーな12。 また、どちらかといえば異色な7,10なども収録されていて、 彼のライティングの核となる部分はこの1枚で見えているでしょう。 ただ、個人的には、 このアルバムはやはり、『きっかけ』として聴くのが一番だと思います。 その理由としては一番にアレンジがあげられます。 1stの少々荒いけど弦とホーンが入った歌謡っぽさ。 2ndのスティービーワンダーなどのR&Bっぽい色合い。 3rdのスティーリーダンやTOTOなどの王道のAOR。 ここまでのどちらかと言えば生っぽい音の使い方。 それと復活後の5thのシンセでの穏やかな盛り立て。 6thのシンセで軽く仕上げてるポップさ。 こちらのどちらかと言えば機械使ってる音。 これがランダムで聴くと非常に混ざっていない感じがします。 特に、彼自身が非常に特徴あるメロディを持っているので、 逆にアレンジが曲ごとに毎回、変わると、 乱雑な感じがしてしまう気がします。 (アレンジもメロディも時代とともに変わる人なら 良かったと思うのですが) 曲はどれもインパクトをそれなりに持っているので、 きっかけとしてはいかにも『ベスト』なのですが、 オリジナルアルバムをどれかでも聴いて、はまってしまうと、 このアルバムより、オリジナルの方が、 トータル的な色合いが統一されていて、 このベストは『良いんだけど何か地味で散漫だな』 と思ってしまうかもしれません。 個人的には、このアルバムは、インパクトあるはずなのに 地味で散漫なアルバムに聴こえて、 Carry OnのAORなかっこ良さ。SOLID GROUNDの聴き易さ。 また、アンソロジーの方がお気に入りです。
|