このCDについて
●ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロールが絶賛する新世代へヴィ・ロックの旗手、クイーンズ・オブ・ザ・ストーンズ・エイジのセカンド・アルバム。2002年作品。日本盤のみのボーナス・トラック収録。
●レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、スマッシング・パンプキンズ、ホール、バッド・レリジョンなどのそうそうたるバンドとツアーを共にし、デイヴ・グロール(元ニルヴァーナ、現フー・ファイターズ)をはじめとする多くのミュージシャン達からも絶賛される。
●そのデイヴ・グロールが全面参加。よりアグレッシヴに進化したサウンドを展開した注目作。
【アーティストについて】
2000年のメジャー・デビュー作、『R指定』は、ローリング・ストーン誌(米)、NME、KERRANG!誌(英)、Vision(独)をはじめ、 世界中で大絶賛、数々の「ザ・ベスト・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を獲得!
2002年の2ndアルバム、『ソング・フォー・ザ・デフ』は、前作同様各賞を総ナメ!『2003年MTVミュージック・アワード』を始め UKの音楽雑誌『Q』が主催する2003年度『Q Awards』、MTVヨーロッパが主催する『第10回 MTV ヨーロッパ・ミュージック・アワード』、そして 『第46回グラミー賞』にノミネート、世界中で大絶賛、数々の「ザ・ベスト・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を前作同様獲得!!
商売根性丸出しの産業ロックという概念に背を向ける音のテクスチャーと構造的不条理の世界。
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時はもう21世紀というのに、いまだに小さめのTシャツを着てラリったロン毛たちは郊外をたむろし、落書き入りのバンに乗ってけたたましいメタルを流している。『Dazed and Confused』以降に登場してきた薬漬けロッカーたち、フ・マンチュやモンスター・マグネット、そして王者として君臨するクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは、正統的悪魔崇拝の激しいロックを届けてくれるわけだ。
今作『Songs for the Deaf』では、主要メンバーであるニック・オリベッティ(ベース)とジョシュ・ホーム(ボーカル兼ギター)が絶妙のバランスで、シンプルなギターロックと複雑だけどやっぱり激しい、突風を巻き起こすかのような高速スピードロックを披露している。オープニングを飾るわずか90秒の「The Real Song for the Deaf」は、プールの底でレコーディングしたかのような、大胆かつとらえどころのないノイズ風エレクトロニカサウンド。そして2曲目はパワーコードの洪水と、おなじみのオリベッティの死の叫びで大爆発。まさにこれがアルバム全体に繰り返されるコンセプト、主張であり、バックでロスのラジオ局のようなごく普通のアナウンサーが、聞き飽きた心理療法用語を連発している。同じような偽の放送がところどころ挿入されているが、肝心の曲が良いのでさほど気にならない。生演奏によるパワーロックが中心で、変化が激しく妙なノリの「No One Knows」は大人向け「Monster Mash」といいった雰囲気。コーラスをフィーチャーした「The Sky Is Falling」はギターのバトルが始まるまでは夢心地のような気分にさせてくれる。詞がおもしろい隠しトラックの「Mosquito Song」はばかげた内輪ネタか、クイーンズの激しいサウンドに隠された音楽家としての主張といったところか。いずれにせよ、「Songs for the Deaf」を聴けば興奮すること間違いなし。実によくできたハードロック・アルバムで、聴いたら最後、みんなに言いふらしたくなる気持ちになるはず。それが彼らの狙いかも。(KIm Hughes, Amazon.com)