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「ほのぼの巨人育成ゲーム」ともいうべき、異色の作品。プレイヤーは巨人の「ドシン」となり、豊かな自然に囲まれた「バルト島」の島民と仲良く暮らしていく。
ゲーム中、ドシンは日の出に現れて、日没とともに去る。ドシンがいる昼間のうちにに、島民たちは「地面をあげてくれ」、「木を持ってきてくれ」などさまざまなお願いをしてくる。その願いを聞いて島民の要求を満たすと、ドシンは巨大化していく。同時に、島民の集落は繁栄していき、モニュメントが建てられる。ドシンは大きくなればなるほど足元の注意がきかなくなり、あやまって住民を踏みつけてしまうことも。そうなると、島民の「憎しみゲージ」があがっていき、やがてドシンは「ジャシン」へと変わってしまうのだ。
2000年にニンテンドウ64DDで登場した作品の、ニンテンドーゲームキューブ版といえる作品で、グラフィックは美しく、システムもより洗練されたものとなった。(樋口浩二)
作品内容
64DDでひそかに好評を博した不思議なアクションゲームがNGCで再登場。熱帯の孤島を舞台に、南国特有のトロピカルな雰囲気(青い空、澄んだ海、生い茂る樹木、ここちよいBGM)の中、伝説の巨人(ドシン)を操り島を発展させ巨人を成長させていく。最初はあまり大きくなく、できることも少ないドシンだが、島民の出すハート/ドクロ(好意/憎しみ)を受けて徐々に大きくなる。島民のために地面を上げ下げし、樹木を運んだりすればハートで(ラブドシン)、嫌われることをすればどくろの力で成長する(ヘイトドシン)。またラブドシンとヘイトドシンの切り替えはボタン1つで可能なため、突如破壊神となって一気に島の地形を変え島民を恐怖のどん底へと叩き落すこともできる。島の1日は約30分、ドシンは朝に出現し夕方には消えてしまい、翌朝にはまた新しいドシンとなって出現する(島の様子はそのまま)ため、気ままな破壊と創世を楽しめる。
商品特徴
「どうぶつの森」系のエンディングのない環境ソフトのようなゲーム。住民の要望を聞いて土地の上げ下げやじゃまな木の移動をしてあげると、住人のラブがもらえ、ドシンは巨大になり、より大きな力を使えるようになる。またドシンに手伝ってもらうことで村も発展し、文化に応じて村ごとにさまざまなモニュメントを建設するので、それを見るのも楽しみの1つ。ただし、だからといって住人を助けてあげる必要はなく、その気がなければビーチでのんびり海に浸かっていたり、島を探索したり、自分の気のむくままゲーム世界を楽しめる。