内容紹介
若さゆえに苦悩する恋人たちを描いたウォーレン・ベイティ-鮮烈のデビュー作
高校の同級生ディーニーとバッドは仲のいい恋人同士。大人になりかけのふたりは感情的にも肉体的にも成熟していくが、セックスについては意識して触れないようにしていた。そんなある日、バッドは性への衝動を押さえられずに他の女性と関係を持ってしまう。このことを知ったディーニーはショックを受け…。
若さゆえに悲しい結末を迎える恋人たちをウォーレン・ベイティ-とナタリー・ウッドが演じ、ナタリーは1961年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる。「エデンの東」のエリア・カザン監督、1961年度アカデミー賞脚本賞受賞に輝く名作ドラマ。
Amazon.co.jp
エリア・カザン監督による、セックス心理をテーマにしたメロドラマへの挑戦は、かつて彼がテネシー・ウィリアムスやジョン・スタインベックの作品を映画化した際の手法を積み重ねることで、見事に成功に導かれた。ここで題材となったのは、血気盛んな劇作家、ウィリアム・インジのオリジナル作品。1920年代のアメリカ中西部に暮らす十代のカップルが、性に対する抑圧的風潮によって別れの運命へと向かう。
ナタリー・ウッドが演じるヒロインは、鬱積した思春期の欲望に文字どおり狂ったように突き動かされ、悲惨な結果に陥ってしまう。その一連の行動は、内容を文章で書くほど汚らわしくは描かれていない。なぜなら彼女が憧れる男は、若く、これ以上ないくらいハンサムなウォーレン・ベイティだからだ。本作はみずみずしく美しい映画だが、ばかげた一面も持っている。例えるなら、安スーパーで売られている“最高級アメリカ製チーズ”のような代物だ。(David Chute, Amazon.com)