内容紹介
日本人が初めて生み出した世界規格「VHS」。その快挙は、当時、弱小といわれていた家電メーカーの技術者たちの「意地」の成果だった。
昭和45年、業界8位だった日本ビクターは、当時脚光をあびつつあったビデオ事業に乗り出したが、赤字続きだった。「1年やればクビがとぶ」とも言われた事業部長に任ぜられたのは高野鎭雄氏。しかし高野氏は夢を捨てず、わずか3人の技術者で極秘プロジェクトを結成、本社には一切報告せずに“新型ビデオ”の開発を続けた。そうして6年の努力の末に完成させた「VHS」の技術を、高野氏は国内外のメーカーに惜しげもなく公開する。その自社の利益を度外視した戦略が、VHSを世界規格に押し上げていった。
短期利益を重視せざるを得ない会社の壁と闘い続け、欧米を追い越す夢を実現させた「VHS開発プロジェクト」の執念を追う。
出演:佐藤正明(ノンフィクション作家)/大曽根収(元日本ビクター)
内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
夢を持ち続け、最後まで諦めなかった人々の軌跡をたどったドキュメンタリー。第2巻は、世界規格‘VHS’を生み出した家電メーカーの技術者たちを追う。