内容(「CDジャーナル」データベースより)
エキセントリックな歌詞が話題を呼んでいる人だが,時として過剰なまでにヘヴィになるのも,実はコンディション・グリーン以来の沖縄の伝統では。本人自作の英語詞も数曲。日本語で歌う時より舌っ足らずな表情が際立って聴こえるのがおもしろい。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
デビュー当時、といっても最近の話だが、深夜のブラウン管で観たCoccoの印象は「何かヘンな濃ゆいお姉ちゃん」、そんな感じでした。去年から今年にかけて、タイアップもあり、セカンド・シングルの(3)をTVやラジオでよく耳にしました。「なんかこー、トロピカルなリゾート・ソングかぁ……」とボーッと思っていた私は歌詞を見て慄然としました。「だけど飛魚のアーチをくぐって宝島に着いた頃、あなたのお姫様は誰かと腰を振ってるわ」だもんなぁ。スポンサーとか別に平気だったんだろうか。俺が気を揉んでも仕方ないが。えぐい寓意や女性の生理感、エロス、血のニオイ、土のニオイ、そんなものがないまぜになって、どど-んと迫ってくる(根岸孝旨のアレンジも骨太でゴキゴキしていてえぐい)。お姫様が腰を振ったくらいでオタオタしている俺とは器が違う!?ここ2、3日、(3)の「火とは弱いものよ とても弱いものよ」というフレーズが頭のまわりをぐるぐる回ってて、私も彼女の毒気に当てられたみたいです。 (杉山達) --- 1998年06月号