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テナント~恐怖を借りた男 [VHS]
 
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テナント~恐怖を借りた男 [VHS]

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5つ星のうち 5.0 恐怖と共存するユーモア, 2006/10/23
ポランスキーの中では知名度の低い作品のようですが、彼がフランスで撮っていた頃のとりわけ好きな作品です。
主人公が自ら作り出した幻覚におびえ、次第に神経を病んでいく過程は同監督の『反撥』を彷彿させますが、舐めるようなフェチっぽいカメラワークは見ている観客をもじわじわと追いつめていくような緊迫感を孕んでいて、かなり怖い思いをしました。
ポランスキーが初期から中期の作品で描いていた”恐怖”は、いつもどこか人間的でユーモラスで、そしてシニカルで知的だと思います。つまりそれは現代人の心に巣食う恐怖感なのでしょう。
監督自ら主人公を繊細に演じてみせたこの映画では、神経症的な恐怖が見る側に伝染し、現実を浸食していく非現実的な恐怖にこちらまで飲み込まれてしまうような感覚に陥ります。
恐怖とはもともとそこにあるのではなく、人間が生み出し、育てるからこそ怖いのだと思いました。
またオリジナル・スコアをフィリップ・サルドゥが手がけていて、音楽も印象的です。
現在この映画の制作国のフランスでもDVD化されておらず、日本ならば・・・と期待しているのですが。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 マジで恐いです, 2004/5/18
15年くらい前に、ポランスキー監督だっつうことでレンタルしてみたんですけど、かなり恐いですよこれ!だんだん主人公(なんと監督が主人公やってます)が壊れていくのですが、現実と妄想がごちゃ混ぜのシーンの積み重ねで、見ているこっちも壊れそうです。ラストシーンの衝撃は、相当こたえます(怖)まずは、近所でレンタルを!面白かったら、投稿を!私の中ではDVD化してほしいホラーベスト3の1つですね。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 カルト映画に地位をおくのは解せない。超名作!, 2007/7/29
覗き見・女装・偏執などの悪趣味なモチーフをばらまきながら、それが表面的な効果を狙ったものではなく、そのモチーフ選びが必然的なものと感じさせる手腕が凄い。画面は同監督によるオスカー受賞作ローズマリーの赤ちゃんのそれをさらに重厚にして不安感が煽られるかのような薄暗さ。言葉にならない些末な出来事が訥々と鳥肌並の展開を見せる演出とカメラワークは、もう一部の監督を除いてほとんどの方が足元にも及ばないはずで究極の名匠の名作。気持ち悪いの一言でこれを見ないのはもったいない。(とはいうものの余りに変態的か)
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