内容(「CDジャーナル」データベースより)
マドレデウスの中心的存在だったキーボード奏者のソロ2作目。反響を呼んだ前作『アヴェ・ムンディ・ルミナール』の基本的には延長線上にある音だが,歌やコーラスなど声の比重が高まり,より奥行き感を増した仕上がりになっている。上質の{癒し}室内楽。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ポルトガル音楽の伝統性と現代性を見事に表現して、日本でも成功したマドレデウスのオリジナル・メンバーとして、その作曲力が高く評価されていたロドリーゴ・レアンは、現在、ヴォックス・アンサンブルをひきいる別グループのリーダーてある。というより、ポルトガルのメランコリックな伝統音楽を下地にしたアンビエント/ニュー・クラシック的な音楽の新しいソロ・クリエイターとして注目すベき存在かもしれない。
すでにその力量は、第1作の『アヴェ・ムンディ・ルミナール』で十分に証明されているが、今回は、その延長線上にありながら、もっとスケールの大きな組曲的世界を作り出していて、なるほど、マドレデウスでの活動にあきたらなかった理由が本当によく理解できる完成度の高い音楽性に達している。クラシック、ミニマル・ミュージック、ミュージック・コンクレート的手法、シンセサイザー・ミュージックなど、多くの要素が作曲の基本にあるが、メロディがとにかく美しい。 (大伴良則) --- 1997年07月号