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フルーツ
 
 
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Product Details

  • CD (1996/7/1)
  • Original Release Date: 2001/8/6
  • Number of Discs: 1
  • Label: エピックレコードジャパン
  • Run Time: 54 分
  • ASIN: B00005G4LQ
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (5 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #92,667 in 音楽 (See Bestsellers in 音楽)

    Category Ranking:

    #2067 in  音楽 > J-POP > ポップス > 男性ソロ
    #4230 in  音楽 > J-POP > フォーク・ニューミュージック
    #10244 in  音楽 > J-POP > ロック

 
1. インターナショナル・ホーボー・キング
2. 楽しい時
3. 恋人達の曳航
4. 僕にできることは
5. 天国に続く芝生の丘
6. 夏のピースハウスにて(インストゥルメンタル)
7. ヤァ!ソウルボーイ
8. すべてうまくはいかなくても
9. 水上バスに乗って
10. 言葉にならない
11. 十代の潜水生活(アルバム・ヴァージョン)
12. メリーゴーランド
13. 経験の唄
14. 太陽だけがみえている~子供たちは大丈夫
15. 霧の中のダライラマ
16. そこにいてくれてありがとう~R.D.レインに捧ぐ
17. フルーツ~夏が来るまでには

Product Description

内容(「CDジャーナル」データベースより)

日本屈指の辣腕メンツを集結させた新バンド{インターナショナル・ホーボー・キング}を率いての新作は全17曲54分,ほとんどが3分台のR&Rナンバーってスピード感からして今の彼の心境を物語ってる気がする。個人的にはプレイグスとの共演9が好き。

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4 of 4 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 佐野元春のパーソナルな引き出しが数多出る一方、HKBとの新しい航海が始まった傑作, 2008/8/6
By うたずき - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
様々な特徴が絡んだ傑作。先ずはホーボーキングバンドの始動作品であること。次は非常にバラエティに富んだ素晴らしいPOPS作品であり、最後に亡き母親に捧げられた作品だということです。

ハートランド解散から半年経った95年4月。1年に渡る新メンバーを探すセッションと作品製作が始まりました。選ばれたのは日本を代表する音楽家達。佐橋佳幸(g)、小田原豊(ds)、井上富雄(b)、西本明(key)、幅広い楽器プレイヤーのKYON、そこへスカパラ・ホーンズとコーラスのセクストン姉妹を加えホーボーキング・バンドは組まれました。しかし、その音楽は製作を中断してのツアー敢行によりようやく作られたといいます。

しかし難産の代わりに「フルーツ」は素晴らしい作品になりました。3分台の場面達が爽やかに流れてゆく様は、多くの方が述べている通りバスケットに盛られた様々なフルーツのみずみずしさと輝きのよう。Moto's Web Serverではその多彩な内容をビートルズのホワイトアルバムのようだと述べていましたが、私も実はそのように感じました。非常にポップでありつつロック、スポークンワーズ、サンプリングしたラップ、インスト、ワルツあらゆる種類の音楽性がぎっしりと詰め込まれ、しかもそのピース一つ一つが彼の歴史そのもののように、蓄積してきた細かい音楽知識・経験がまとまって放出されているようなのです。「僕の庭で始まり、僕の庭で終る」という主題通り、彼自身を深く掘り下げている側面が今作の特徴です。それはまた詩に見る母親というテーマにもあたることでした。

詩について、もし判りづらいところが出てきたら亡くなった母を当ててゆくと整合性が出てきます。こんなに幸せで明るく光り輝く作風の一方でこのテーマとは至るところで出会い、作品の深みになっています。“君”でさえ母に置き換えると詩の真剣味も鮮明に伝わるのです。例えば「経験の歌」は事情を知らず初めて聴いた10代の頃、同じ曲調がひたすら最後まで続く展開が好きにはなれませんでした。しかし母親に当てはめて接してみると“変らない想い”というテーマの重みの下、このかたちが素晴らしいと思います。永遠に不変の愛情、そこには母親を亡くした彼だからこその境地があると思うのです。
他方陽気な曲調に乗せられた「そこにいてくれてありがとう」の詩もまた美しいレクイエムのよう。すると最後の「フルーツ」はその曲に送られた天国がみえそうな曲調です。そしてふと気がつくと氏の庭に戻っていました。
この作品は氏の、というか男は皆そうだと思いますが、ある程度のマザコン成分が表現の中で亡き母親像を作り出し、そこへ語りかけたりすることで自分の中で決着をつけている作品です。宮崎駿らも作品によく様々な母親像を投影していますよね。佐野氏は「天国に続く芝生の丘」で結婚式を挙げなかった母に想像の中でウエディングドレスを着させました。
他にも幾多の母に繋がる仕掛けや詩があります。そんな世界観で生まれた“楽しいときはあまりにも早く過ぎてしまう”(from「楽しいとき」)ということばは何だか印象的ですね。

ハートランド解散と母親の死去というのは同じ季節でした。つまり今作は二つの別れを引き受けた作品であり同時に新バンドの船出という意義を重ねると、死と再生というターニングポイント作なのです。すると一曲一曲がなんでこんなに輝かしく、そして熱と意思が鮮やかに通った音が鳴らされているのか伝わってくるものがあります。

因みに作品中の小鳥の声は佐野氏の庭で録音したもので、またインストについてはホスピスで母の看病中、氏の頭にずっと鳴っていた旋律だそうです。
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5 of 7 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars POP表現の奥行き, 2003/6/4
甘く酸っぱく時にほろ苦い強力なポップチューンが、17曲も。聞いても聞いてもゾクゾク出てくるのが嬉しい。
一聞、華やかで楽しげな仕上がりだが、その行間には、死も含め、人生を見つめる深い洞察を感じることができる。これほど奥深いPOP表現を今だかつて体験したことがない。POPの可能性を広げた画期的な一枚だと思う。

私にとっては映画や、小説よりも深いため息をつかせるCDがあること、そして新鮮な果物もおいしいけど熟すともっと深い味わいがあることを教えてくれた一枚。

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3 of 4 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars この作品でいい時を過ごそう, 2005/2/5
今まで元春の音楽を、やたらとメッセージの含むものや、堅苦しいイメージに捉えていた人たちにこそ
聴いてほしい作品です。事実上、H・K・Bのメンツが一堂に会した初のアルバム。

誕生、労働、結婚、死。
やがては、人生の節々で訪れる大きなイベント。

それでも歌われてる内容は、決してメッセージ性を
聴き手に押し付けていないし、そこには
奇妙な「極上」の気楽さが漂う。

まさに、ポップ。
いつにも増して、元春のセンスが感じられる。
個人的に「すべてうまくはいかなくても」という曲には感動した。

『誕生、労働』は経験してるけど、
『結婚、死』は未経験な若い世代にこそ、新鮮に響くでしょう。

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