内容(「CDジャーナル」データベースより)
95年のワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップ優勝など、世界的な評価を得て活躍するハーモニカ奏者、小林史真のデビューCD。ハーモニカという楽器のイメージをくつがえす驚きの1枚。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
クラシック・ハーモニカのトップ・プレイヤー、崎元譲がハーモニカのレパートリーの拡充とテクニックのさらなる発展と、そして後継者の育成に力を注いでいたその努力が、こういう形で実を結んだのを知り、実に感慨深い。小林は14歳でその崎元に師事し、95年《ワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップス》のクロマチック(スライド式のハーモニカ)部門で優勝し、同時に他の全部門の優勝者の中からワールド・チャンピオンに選ばれている。彼女の演奏は、リズム感の良さに加えて、多彩なビブラートや豊かな音色など高度なテクニックから生じる幅の広い表現力を持っているのが魅力だ。本作はクロマチック・ハーモニカの魅力をストレートに伝える意図を持っているようだ。一般に知られた曲は一曲もないが、すべてオリジナル作品である。地味な選曲だが、音楽面からは正解であった。ハーモニカの豊饒な音楽世界を存分に伝えてくれる一枚である。 (田中明) --- 2000年05月号