Amazon.co.jp
実質的には解散状態にあったはっぴいえんどが、LAでのレコーディング、そしてヴァン・ダイク・パークスによるプロデュースという条件下で再集結して製作した3rdアルバム。
細野晴臣作の<1>や<4><6>は、同時進行的に製作された1stソロアルバム
『HOSONO HOUSE』(名盤!)と共通するアットホームな雰囲気を漂わせ、大滝詠一作の<7><8>は、その後の彼のソロ活動へとつながるアメリカン・ポップスのテイストがふんだんに盛り込まれた名曲。
しかしこのアルバムでは鈴木茂の成長がめざましく、<2><3><5>の3曲が彼の作品だ。特に<2>は、大滝作の「12月の雨の日」にも似た雰囲気の、鈴木のシャープなギターが全面にフィーチャーされた超名曲。小坂忠がアルバム
『ほうろう』の中でソウルフルにカヴァーしたヴァージョンも有名だ。
ラストの<9>における、ヴァン・ダイクの鮮やかなプロデュース・ワークにメンバーは圧倒され、大いに刺激を受けたとか。はっぴいえんど後の、各メンバーの飛躍につながっていった名盤といえるだろう。(田中棚雄)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ついにCD化。解散記念のロサンゼルス録音。耳うるさい人には,ヴァン・ダイク,ビル・ペイン,そしてロウエル・ジョージというゲストで,どうだ。さすがに曲はどれも一級品。バンドとしてのまとまりはもはやないが。個人的には思い出がいっぱいの1枚。