内容(「CDジャーナル」データベースより)
アウティーヴ・アルビニ・プロデュースの是非をうんぬんする以前に,ここにはまずツェッペリンの「カシミール」以来水面下で続いていた中近東へのこだわりに着眼するべきでは。モロッコのグナワ音楽の消化も英国人なりにこなれてきていると思うのだが。★
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
故ジェフ・バックリィの美しくも狂おしいヴォーカルを初めて聴いた時、全盛期のロバート・プラントを思い出したものだが、面白いことに、このアルバムの制作中に2人はジェフ・バックリィを聴いていたそうだ。と同時に、トランス・グローバル・アンダーグランドやナターシャ・アトラスなども聴いていたというから、やはりこの2人は侮れない。
ペイジ&プラントは、レッド・ツェッペリン時代からインドやアラブ、ケルト音楽などの要素を貪欲に取り入れていたが、前作はそうしたツェッペリンの脱西欧/脱近代志向をより強調してみせた作品だった。この新作も基本的には同じベクトルを持つアルバムだが、今回はすべて新曲だけに、よりこなれた仕上がりで、マルチ・カルチュアルな音世界が構築されている。そもそもロックとは、マルチ・カルチュアルな音楽である。その意味では、こういうロックこそ“ロックの王道”と呼びたい。そしてこの佳作は、ツェッペリンの本質を浮かび上がらせてもいる。 (渡辺亨) --- 1998年04月号
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