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Faust IV
 
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Faust IV [Import] [from US]

~ ファウスト
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登録情報

  • CD (1993/8/20)
  • オリジナル盤発売日: 1973
  • ディスク枚数: 1
  • フォーマット: Import, from US
  • レーベル: Virgin
  • ASIN: B000003RUV
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 音楽 - 213,507位 (音楽のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    822位 ─  音楽 > ロック > プログレッシヴロック
    7266位 ─  音楽 > スポーツ・その他
    11876位 ─  音楽 > オルタナティヴロック

1. Krautrock
2. Sad Skinhead
3. Jennifer
4. Just a Second (Starts Like That)
5. Picnic on a Frozen River
6. Giggy Smile
7. Luft...Heist das Es Luft Oder Es Kommt Bald...Luft
8. It's a Bit of Pain

商品の説明

From Amazon.com

When this Krautrock masterpiece (the 12-minute piece that coined the term is featured here) came out in 1973, there were those at Virgin who thought they might have a hit on their hands, what with Tubular Bells blowing up and Can's "I Want More" right around the corner. Not bloody likely, as it was too experimental for the masses, and not wanky enough for the Camel/ELP crew. The off-center reggae-ish rhythms that would become prevalent in experi-pop are in high supply here (although Faust was always less funky than Can), as well as an affecting minimalist acoustic piece, "Giggy Smile," which would become their trademark. Marginally more commercial than their other releases, here is where the Terry Riley/Lee Perry horse that so many post-Stereolab bands ride came in from. --D. Strauss

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5つ星のうち 5.0 リマスターおよび紙ジャケ化切望の重要作, 2004/12/31
【1.Krautrock】
「クラウトロック」という言葉は、英国人が"British rock"に対してドイツのロックを指して使う、
多少侮蔑の気持ちを含んだものだと、スコットランド出身の友人から聞いたことがあります。
この言葉の意味に普遍性はないにしても、その英国流のロイヤルティーのようなものに反抗して、
一種自嘲的な気持ちで、ファオストの面々がこのタイトルを冠したと想像するのも面白いでしょう。
10分を超える反復リフとノイズの洪水は、ミニマリズムがロックに流入した一つの典型的な例かも知れません。
混沌の中に突如として登場するドラムの反復ビートと、それに重なるマイナーコードの物悲しいギターで
終わる長尺なイストルメンタル・ナンバーです。国内LPのタイトルだった『廃墟と青空』という日本語の
イメージが妙にマッチする名曲で、当時の日本のアンダーグラウンドシーンに多大な影響を及ぼしたに
違いないと信じます。所々、初期タンジェリン・ドリームの諸作を連想させる部分もありますが、
シリアスな暗さは無く、むしろ冷笑的で乾いたクールさが魅力です。

【2.Sad Skinhead】
英語のボーカルが入る普通のロック・アンサンブルですが、決してポップとは言えない、
ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き』に入っていそうなライトなサイケデリック・ナンバーです。
ドラム、ベース、ストラトキャスターのカッティングによるミドル・テンポの曲の間奏は、
ファズ・ギターによる多少稚拙なソロですが、マリンバのバッキングや微妙なSEが一味違います。

【3.Jennifer】
"Jennifer, your red heart's nervous, yellow jokes come out of your mouth."
(「ジェニファー、君の赤い心臓はいらいらしていて、君の口からは黄色い冗談がやって来る。」)
というコーラスのテーマ・リフは風変わりで、正にシュルレアリスティックな歌詞ですが、
英語詞のスローなテンポで、やはりミニマル・ミュージック的な反復を繰り返しながらも、
後半では徐々に凶暴なファズ・ギターの洪水が被さり、一転して無調風のピアノで終わる、
正にシュールな展開の曲です。

【4.Just a Second (Starts Like That)】
ドラム、ベース、ギターを中心にミドル・テンポのミニマル・ミュージック的展開から始まる曲ですが、
中盤から重なるシンセサイザーや「呪術的」とでも呼ぶべき様々なSEが、「ただものならぬ」展開へ
となだれ込むインストルメンタル・ナンバーです。

【5.Picnic on a Frozen River, Deuxieme Tableaux】 ~ 【6.Giggy Smile】
ファズを通したボーカルで乱暴に英語詞が歌われる、かなりラフな短いシャッフル・ナンバーに、
前作"So Far"に収録された曲の一部をリメイクしたインストルメンタル・ナンバーが続きます。
これもやはりミニマル・ミュージック的展開が中心ですが、ハットフィールド&ザ・ノースの
ファースト・アルバムに収録されている"Licks for the Ladies"という曲と似たような展開で、
いわゆるカンタベリー・ミュージック・ファンにもアピールするものがあるかも知れません。

【7.Leuft...Heist das Es Leuft Oder Es Kommt Bald...Leuft】
前曲が突然中断した後、ガット・ギターのイントロから、ヴァイオリンのメロディーに続いて、
6/8拍子と7/8拍子のリフレインが交互に反復して登場し、フランス語のヴォーカルが重なります。
中間部で登場する不思議なパーカッションが穏やかな曲調に神秘性を加え、一転した後半では、
テリー・ライリーやロバート・フリップのフリッパーロニクスの諸作を想起させる、
ファズをかけたオルガンが凶暴に音場を埋め尽くします。

【8.It's a Bit of Pain】
「レントゲン写真」のファースト・アルバムのラストに収録された"Miss Fortune"を想起させる、
いわば実存主義的な英語の詞が、比較的穏やかな伴奏にのって歌われますが、仕掛けはたっぷりで、
特にエンディングのファズとワウワウを掛けたフリーキーなギター・ソロは圧巻です。

"So Far"同様、いわばミニマリズム的展開の「サイケデリック」かつ「ポップ」な曲とノイズの
サンドイッチと呼ぶべきアルバム構成ですが、そこには確実にバンドとしての進化が認められ、
続編が期待されながら、その後の長い沈黙に入ってしまったのがとても残念です。とは言うものの、
パンク前夜の混沌とした音楽状況の極北とでも呼ぶべき歴史的名盤の一つです。まずはこの『FAUST IV』、
次に『SO FAR』、そして『FAUST TAPES』、最後に「レントゲン」という順番に聞き進めてゆくと、
このバンドの70年代の魅力が理解できると思います。
往時のファンには最新のリマスターおよび紙ジャケ化が切望される一枚でしょう。

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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これぞ知られざる傑作!, 2002/12/23
By keiichi-h - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 どうもこれだけボックスから外されてしまっていて忘れがちの作品になってしまいますが、どうしてこの作品も傑作です。ロック的躍動感を一番感じられる作品でもあります。アグレッシブという意味では一番。入門盤としても最適だと思います。
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 CAN meet the JAD Fair!, 2004/8/1
Faustの名作と言えばこれですよ。テクノFUNとLO-FIのFUNにお勧めです。

あとSo farも良いけど(この2枚はホント良い)全体を通して聞くと一番良い。
今や大手のバージンレコードの初期の配給だよね。
タンジェリンドリームのフェードラとかと同時期に出てた。
90年以降のテクノに通じる浮遊感はCAN名作のFUTURE DAYに通じるものがある。

でもFAUSTは「何か変」。その分癖になる。

プロジューサーでメンバーのUWEさんが作った世界だと思うけど、
住民が彼の思うとおり動いてくれない、と言うか指示を出してるとは思えない。
混沌と構成のせめぎ合いで生まれた奇跡。
自分でももう2度と出来ないことをしてしまった事は、再結成後のFAUSTが奇しくも証明している。

CAN meet the JAD Fair! そんな感じ。

ピンと来た人は無くなる前に出合っておくべき名作・快作!

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