このCDについて
自ら設立した“スワン・ソング”レーベルからの第一弾アルバム。
2枚組にして予約だけで100万枚突破した驚異の通算6作目。
ビルボード・アルバム・チャート最高位:1位(1975年作品)
【プロフィール】
セッション・ミュージシャンとしてのキャリアを持つジミー・ペイジ(g)を中心に、彼が在籍していたヤードバーズを引き継ぐ形でロバート・プラント(vo)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、ジョン・ボーナム(ds)の4人で1968年に結成。デビュー前にも関わらず前渡し金20万ドルという破格の待遇でアトランティック・レコードと契約し、69年デビュー・アルバム『レッド・ツェッペリン』を発表。ブルースをベースにしたパワフルなサウンドと、それと互角にわたりあうプラントのヴォーカルで人気を集める。その後もブルースのみならず、ソウル、フォーク、トラッド、レゲエ、民族音楽といったさまざまな音楽的要素を自らのサウンドに反映させ、独自の地位を築く。75年にはバンド自身のレーベル、スワン・ソングを設立、79年にはシンセサイザーを導入した意欲作『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』を発表するが、80年ボーナムの急死により、解散を余儀なくされる。
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レッド・ツェッペリンが自分たちの多彩な音楽性をどーんと披露した2枚組、傑作アルバム。ハードに迫る「Custard Pie」「The Rover」「In My Time Of Dying」、幻想的な名曲「Kashmir」、ポップで繊細な印象を与える「Bron-Yr-Aur」「Down By The Seaside」「Ten Years Gone」「Night Flight」「Black Country Woman」、人気キーボーディストのイアン・スチュワートとの風変わりな「Boogie With Stu」など、バラエティに富んだ作品になっているが、特にツェッペリンを知らない人には、ファンキーでソリッドな「Trampled Underfoot」や「Wanton Song」のグルーヴ感に驚いてほしい。それにしてもジョン・ボーナムのドラムの言葉にならないものすごさよ。(麻路 稔)