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デヴィッド・サンボーンは多彩な面を持ったサックス奏者だ。ギル・エヴァンスとの共演に代表されるゴリゴリのジャズからポップ・スターとの共演まで、その活動は多岐に渡っている。そのため彼のリーダー作は実にさまざまだが、個人的にはこの人、ストレート・アヘッドなジャズより、R&Bテイストの演奏に真価を発揮するように思う。なんといっても彼のルーツはR&Bなので、そのほうが専売特許の泣きのサックスが生きるのだ。
たとえばこの92年発表のエレクトラ第2作。前作にあたる『アナザー・ハンド』がジャズを意識した作品だったのに対し、ここでは本来のスタンスに戻ってファンキーかつブルージーな演奏を繰り広げていて、やはりサンボーンはこれでなくっちゃという気がする。まさに水を得た魚のようだ。プロデュースはマーカス・ミラー。ハイラム・ブロック、スティーブ・ジョーダン、リチャード・ティーといったところが脇を固めており、エリック・クラプトンもゲスト参加している。(市川正二)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
サンボーンの最高傑作かもしれない。ファンクな味を見事なサンボーン節で捉えたこの作品が,これまでにないほどダンサブルで,それでいて聴き応えも満点だ。サンボーンのサックスもいつものメローさとはひと味違うファンキーな粘りを聴かせてくれる。
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