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5つ星のうち 5.0
Best Band Ever, 2005/10/4
初めて訊いたのはHal Hartley監督の"Amature"のワン・シーンで流れていた"Then Comes Dudley"だったか? オールタイム・フィエバリット・レコード。1曲目から9曲目まで完璧なアルバム。 4人ともいい。が、やはりDuaneのギターが最もいい。 ジャズを弾ける人がこのジャンル(ハードコア上がりのオルタナティヴ・ロック?)をやってるという事実。そうじゃなきゃ説明のつかないフレーズに溢れている。 それでいてプログレ系からも、スーパー・ギタリスト系からも、全くの対極にいる。何が違うか? カッコ良いという点。Club(日本でいうライブハウス)が似合う点。 ギター中心の曲が多いから作曲もこの人がメインだったんだろう。(クレジットはもちろんバンド名義。メジャーじゃあるまいし・・・。)「他の人が『弾けないフレーズ』じゃなくて『弾かないフレーズ』を書いていきたい」と昔、雑誌で発言していたのを見たことがある。その言葉に集約される。 70年代のTravis Beanを`73年Hiwatt Custom 100に通したトレード・マークの「音」にも、やられます。 David YowのVocalは唯一無二。言葉でうまく「こういう感じ」とは言い表せない。「こういう感じ『ではない』」いう形でなら表せる。 ヴォーカルメロディは殆ど無い。だが決してラップでも無い。かといってハードコアにありがちな、「ウォ・ウォ・ウォー」という叫びもない。聞いてもらえれば早い。 ライブになるとこの男は1曲目からステージ・ダイブして、ずっと群集の上で歌う感じだった。その後やや有名になってClubでなくホールで演るようになり、ペース・ダウンしたか。それでも私はNYのIrving Plazaのライブで彼にヘッド・ロックされ、その状態で顔中を舐められたが。(マイクが口のそばにあったのでしっかり一節唄ってやったが。) ドラムのMacはハード・ヒッター。それでいて8分の7拍子や8分の5拍子を正確なタイミングで且つ鋭く刻む。彼あってのこのバンド。その証拠に彼がいなくなってからバンドは落ちていった。 ベースのDavid Simsはこのジャンルではあるまじき程、心地よいベース音で心地よいフレーズを奏でる。文字通りギターとVoの「ヴェロシティ」を"Mass"で引き立てる、といったところか。 そして録音は天才Steve Albini。これまで述べ1500件以上の作品の録音した彼が「個人的なお気に入りは?」と訊かれるとこの頃のJESUS LIZARD作品の名前がよく出るらしい。ファーストEPからの付き合い。(この後アルビニとこのバンドの蜜月関係は自作"Liar"で頂点に達した後、徐々に険悪な関係になり、このバンドのメジャー移籍で完全に縁が切れてしまう。) 7"でも持ってるが、Mouth Breather、最高です。 このバンドと共に90年代を過ごせたことは、心よりうれしく思える。
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