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ロックはどうして時代から逃れられないのか
 
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ロックはどうして時代から逃れられないのか (単行本(ソフトカバー))

by 渋谷 陽一 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

渋谷陽一最新評論集。80年代から90年代の激動のロック・シーンを追い続けた12年間の全仕事。ヒップホップ論、ライヴ・エイド批判、スプリングスティーン、プリンス、ツェッペリンの徹底分析から、数々の話題を呼んだ論争文まで網羅!12年間の集大成、ついに刊行。


内容(「MARC」データベースより)

80年代から90年代の激動のロック・シーンを追い続けた12年間の全仕事。ヒップホップ論、ライブ・エイド批判、スプリングスティーン、プリンス、ツェッペリンの徹底分析から話題の論争文まで網羅。〈ソフトカバー〉

Product Details

  • 単行本(ソフトカバー): 506 pages
  • Publisher: ロッキングオン (1996/09)
  • ISBN-10: 494759943X
  • ISBN-13: 978-4947599438
  • Release Date: 1996/09
  • Product Dimensions: 7.2 x 5.2 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 4.3 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #321,568 in 本 (See Bestsellers in 本)

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11 of 18 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 若かり頃の渋谷氏の怒り。, 2004/1/7
~今から、7年も前に出版された渋谷陽一の評論集。
この本は何度も読み返した。
それまで、一度読んだ本を読み返すことはなかったのだが、これは違った。
この本に本も音楽のように繰り返し読むものなのだと教えられた。
内容は、帯に書かれてある通り12年間の集大成!!
とにかく怒りまくり、闘争記事はもちろんだが、全ての文に怒りが感じられる。
~~
”ロックとは現実との摩擦が生み出すノイズのようなものだ”
この一節に当時中3だった私がどれほど感動したことか。
この本読んでなかったら、今の自分はないなと思えるような本です。~
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19 of 42 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 実は音楽的無教養人, 2004/7/3
By emir1969 - See all my reviews
(TOP 50 REVIEWER)   
著者の文章の一番の魅力は「歯切れの良さ」でしょう、ある事象を実にもっともらしく、しかもそれらしく読者に納得させるような表現が上手です、その後さらに著者の著作を読みこむかどうかは読者の知性如何ともいえます、したがって、あくまでティーンエージャー(10代)を対象とした文章であると断言します、

ワールド・ミュージック関連を筆頭に著者は音楽的な無教養ぶりをいたるところで発揮しており、おそらく業界内にはあえて指摘するものはもう誰もいないのだろうかと思えばちょっと淋しい心持にもなります、

本書のタイトルこそ著者の「奢り」と読者の「水準」を的確に表現しているとも云えるでしょう、当たり前のことですが「時代と離れられない」のは何もロック音楽に限ったことじゃありませんから、音楽メディアの主流がCDに移行して以来、すでに一部のロック音楽が「古典・クラシック」として鑑賞されたり、紙ジャケットCDに対する一部マニアの熱狂など、「時代」とは何の関わりもないような流行を目の当たりにするにつけ、「あー、やはりロックは終ったのだな」との感慨が深まる21世紀です、

著者が一時、大声で唱えていた屁理屈に音楽植民地・ロック植民地説のようなものがありました、もし近代の歴史を多少也とも知っていれば大航海時代以降の植民地主義・帝国主義こそが現在私達が楽しんでいる大衆音楽を作り上げた最大の要因であることは常識であり、あるミュージシャンが他国の音楽からアイデアを得ることを批判など恥ずかしくてとてもできなかったでしょう、

逆に著者の姿勢を批判できなかったほかの同業者達の無教養ぶりも明らかとなります、時代と地域を越えて他からアイデアを借用(引用といってもいい)をお互いがそれぞれに繰り返すことこそが「歴史」なのだという認識が著者にはないことを読者は知った上で文章に接するべきと考えます、

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5.0 out of 5 stars この本はビジネス書です, 2009/8/25
これはロック評論本ではない。
渋谷氏も以前の著作で、冗談半分かもしれないが、自分は音楽評論家としては終わっていると書いている。
この本が扱うのは80年代以降。プリンスから松田聖子、果ては北野たけしまで、あらゆるジャンルが題材だ。おそらくこれらの表現にロックを感じているのだろう。
無論、これらの題材を、以前の著作のように、音楽的に料理している文章もあるにはある。ただし選ばれた題材がそもそも氏の好みなのであるからして、音楽評論というよりはエッセー集に近いかもしれない。
氏の怒りを読みたい方は楽しいのではないだろうか。

だがしかし、この本を音楽評論本ととらえると、この本を読んだことにはならない。
この本のテーマはマーケティングであり、営業であり、なぜ売れているかの秘密を探ろうとするビジネス書である。
ロック、雑誌、映画、そしてロッキンオン社という会社、あらゆるメディアを通じて、氏が何をやろうとし、何を成し遂げてきたがフトコロ深く書き込まれている。
自慢で構わない。現にロッキンオン社は成功している。

これからビジネスの世界に入ろうとする方、入ってしばらく経った方、もしもロックが好きならこの本を読んでみてほしい。
きっと勇気づけられる。
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