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本は読めないものだから心配するな
 
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本は読めないものだから心配するな (単行本(ソフトカバー))

管 啓次郎 (著)
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 国内配送料無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

いつか満月の夜、
不眠と焦燥に苦しむきみが
本を読めないこと
読んでも何も残らないことを
嘆くはめになったら、
このことばを思いだしてくれ。
本は読めないものだから心配するな。
ーー本文より

旅の途上で、満天の星の下で、本を語り、
世界に通じるためのレッスンを語る、
実用的にして非啓蒙的な、
読書批評エッセイ集。

[著者]管啓次郎(すが・けいじろう)
比較詩学研究、明治大学大学院教授。著書に『コロンブスの犬』『コヨーテ読書』『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル』など。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 268ページ
  • 出版社: 左右社 (2009/10/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4903500187
  • ISBN-13: 978-4903500188
  • 発売日: 2009/10/20
  • 商品の寸法: 18.4 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 84,733位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

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5つ星のうち 5.0 本を読む意欲をかき立ててくれる本, 2009/10/17
マトゥラーナ&バレーラからエドゥアール・グリッサン、エイミー・ベンダーまで多くの翻訳を手がけてきた筆者の最新エッセイ集。強力である。さまざまな旅、読書、翻訳、教師としての経験を通じて筆者が語り続けるのは「文をつくること」と「文を読むこと」の根源的な意味である。世界を歩くこと=読むこと=書くこと=生きること。管啓次郎という稀有の歩行者・文学的野生にあって、読書は常に読者を世界に開いていく「実用的」な行為である。「実用的」とは何かの目的に功利的に役立つということではない。一冊の本がひとつの風景とつながり、またそれは他の本や場所へとつながっていく。その過程は、自分の足でヤブに覆われた錯綜たる踏み跡を辿る旅であり、その行為のさなかで生きることの意味に気づかされる。それが「読書の実用論」である。書をもって野に出よう。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高に力強い本。, 2009/10/29
旅、文学、人類学、写真、宗教、美術、映画、いろいろなものが本というキーワードでつながって、本から本へと旅して行く著者は、1ページ毎に新鮮な世界を開いていく。本は一冊で完結したものではなく、ある本は別の本につながっており、あるページはまた別のページへと、川の流れのような運動が続き、その流れは私たちを新しい景色、新しい可能性へと誘ってくれる。そんな動的なテクストの概念から読書を捉えるとき、その行為は歩行にも似ている。
「われわれは、思想をかけて、歩かなくてはならない。」
そう言われたら、自分も今すぐ歩き出したくなる。「読めない」本を読みたくなる。この本にはそんな力のある文章が詰まっている。装丁もきれいで持ち運びにもちょうどいいサイズ。いつまでも大切にしたい本だ。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「世界の歩き方」, 2009/10/28
本が読みたくてたまらなくさせる書評集/読書論だ。田村隆一、畠山直哉、多和田葉子、『シティ・オブ・ゴッド』、上橋菜穂子、ル・クレジオといくつか名前を拾っただけでもわかるように、扱われる素材は幅広い。読んでいて世界の広がりが感じられるのは、本書に収められた書評の書き方にも鍵があるのだろう。一冊の本が持つ魅力の「渦」へ引き込んでいくタイプではない。その本の舞台、その本が生まれるまでに蓄積されてきた様々な知、その本と同様の関心から書かれたほかの本、その本に関連する筆者の体験などへ、たくさんの道が開かれているのだ。「読むことと書くことと生きることはひとつ」と筆者は言う。この本で筆者は、自分が文章や映像(そして、本当の旅も)を通じて世界といかに関わり、そして自らの思考やことばを豊かにしてきたのかを示してくれる。世界への旅は、私たちにもすぐに始められる。
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