内容紹介
祖父の死をきっかけに介護という天職に出会った著者。
経営のノウハウなどまったく知らない著者が、「笑顔のおじいちゃん、おばあちゃんを増やしたい」という純粋な想いひとつで介護事業所の起業を決意する。
一方、世間では、介護の世界に飛び込んできた人材たちが、ハードワークに疲弊し、志半ば去っていってしまうものが後を絶たず、介護職の離職率の高さははなはだしい。
介護職は重労働といわれるが、果たしてそれだけが原因なのだろうか?
人間関係を重視し、励ましと承認を持って、スタッフと関わることで順調に業績をあげてきた著者は、職場の人間関係と働く人の考え方や思考に問題があるのではないかと考える。
まずは、「働く人の土台づくり」のためと「何のために、誰のためにこの仕事をしているのか」、スタッフ一人ひとりに問いかける。
スタッフが満たされ、幸せだからこそ、利用者を幸せにできると考え、まずは自分を満たすことの重要性を日々出会う人に伝えつづけている著者。
介護職に限らず、働くすべての人々がいきがいとやりがいを持って、働くことを心から楽しもうと本書を通じてエールを送る。
日常のふとした瞬間にページをめくれば、いつのまにか笑顔になってしまう軽い読みあたりで、仕事の大切さ、人生を営むうえで大切なことをさらりと教えてくれる一冊。
著者について
梅澤伸嘉(うめざわのぶよし)
プライマリー代表取締役
1976年群馬県桐生市に生まれる。地元の商業高校卒業後、溶接工として勤めるが、21歳のとき、祖父が胆管がんにより亡くなる。大変なおじいちゃん子だったこともあり、おじいちゃんにできなかったことをしたいと介護業界に転身。介護業界の現場に違和感を覚え、自ら“理想の介護”を追及すべく、独立を決意。2005年からスタッフの充実感・幸福感をベースに、利用者さんを笑顔にする介護を展開、地元・桐生市での圧倒的な支持を得ている。
日本語で「原点」を意味するプライマリーという社名の由来は、おじいちゃんにできなかったことをしたいと心に誓った当時の気持ち、利用者さんへの貢献を第一に考える気持ち、仲間に支えられてやっと開所できた当時の気持ち、一緒に働いてくれるスタッフへの感謝のきもちなど、そのすべてを忘れることなく、初心を貫くという意味でつけたもの。
利用者さんのニーズにできるだけ応えたいと、通所介護事業所、訪問介護事業所、小規模多機能居宅介護事業所、居宅介護支援事業所と幅広く事業を展開している。全国から施設見学の問い合わせが殺到し、今後は“幸せ介護”をさらに広めたいと、来春からはコンサルティング事業にも乗り出す予定。
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