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ことばの科学―学びのエクササイズ
 
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ことばの科学―学びのエクササイズ (単行本)

加藤 重広 (著)
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商品の説明

出版社からのコメント

ことばに関心のある人なら知っておきたいことや考え方、言語学
というしかつめらしい学問に入門する前に気づいておくべき現実やその問題点を
扱っています。ことばで表現する苦しみと楽しさ、ことばに抱く幻想、ことば
の始まり、人間であることとことばの能力、方言と標準語、社会の中のこと
ば、滅びゆくことばの現実、ことばの変化と歴史、発音と文字の不思議、伝わら
ない思いとことば、ことばについての誤解など、興味ある15のテーマを取り上げ
ています。ほとんど専門知識がなくても読み進められる、「言語学入門への入
門」の本です。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加藤 重広
北海道大学大学院文学研究科助教授(言語情報学講座)。(専門、言語学)1964年生まれ。博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 135ページ
  • 出版社: ひつじ書房 (2007/04)
  • ISBN-10: 4894763362
  • ISBN-13: 978-4894763364
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 80,231位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    1716位 ─   > 人文・思想 > 言語学
    3917位 ─   > 語学・辞事典・年鑑
    41029位 ─   > フォーマット別 > 単行本
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5つ星のうち 5.0 言語学のもっとも優しい本, 2007/4/12
言語学のもっとも優しい本と言っていいのではないでしょうか。

分量も多くなく、言語学って何だろうと思う人には最初の一歩になる本でしょう。あんまり気負わないで読むことができます。

いろいろなトピックがあって、興味がひかれるところから読み進めていくことができるように書かれています。イラストもなかなか面白いと思います。
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5つ星のうち 5.0 バランス、構成、難易度、分量、すべて理想的な初心者向けの入門書, 2008/5/24
著者の加藤氏の本はある分野についてきちんとした考察がなされたものが多いが、本書はそういった本とすこしだけ毛色が違って、言語学について広く浅く解説したものである。

結論を先に言うと、実にすばらしい出来である。加藤氏は、多作で質の高い入門書も多く書いている町田健氏とともに言語学の入門書・概説書の書き手として貴重な存在だと思う。今後の活躍にも大いに期待したい。

本書で扱われているのは概論、社会言語学、方言学、言語獲得論、対照言語学、音声学・・・などなど多岐にわたるが、難しい言葉がほとんど使われず、言葉の性質について1つ1つ丁寧にやさしく解説している印象だ。「入門書」というだけでなく「読み物」の面も強く、興味深いテーマに触れたかと思っていると、いつの間にかそれぞれの専門分野について教えてもらっているような感じである。

どうやら「高校生」がおもな読者対象として想定されているらしく、専門用語を必要最小限に絞り、専門用語が使われる場合もきちんとわかりやすく説明されており、その分野のどこがおもしろいのかを具体的にわかりやすく紹介している。プロフィールを見るとこういった本を書くにはやや年少であるようにも思えるが、本書を読むにつけ、その学識の広さには舌を巻くしかない。まるで大御所のような余裕すら漂っている。

こういった本が貴重なのは、高校生に専門分野の紹介ができる点にある。大学進学を目指す高校生は、高校にいるうちにどの分野を選ぶかを強いられるわけだが、実際にその分野で何を勉強できるのか知ることは意外と難しい。「言語学が面白そう」と思っても、実際にどんなことをやっているか調べるには、こういった本の存在は必要不可欠なのである。考えるに、専門家はみぢかな専門教育だけでなく、その「候補」である高校生に自分の学問分野を紹介する義務がある。その点で、本書を持っている言語学は幸運だと言ってよい。

なお、本書は高校生だけでなく、言語学に関心があるあらゆる人たちに1冊目の入門書として自信を持ってお勧めできる。巻末の「文献案内」にも最初に紹介があるが、本書の発展形として、町田氏などとともに加藤氏が共著となっている『言語学入門』(研究社)がある。

本書は言語学の最初の入り口の本としてあらゆる面で申し分ない。
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