出版社/著者からの内容紹介
【あとがき】より
子供たちは具合が悪くなることも多く、予防注射などで、必ず病院にかかることになります。
「いったい、私が連れて行かれる、病院とはどんなところなのだろうか?」
「どんなことが起きるのだろう?」
など、子供なりに心配に思っている事と思います。
医師は、子供たちの診察を通して、病気の診断をしていきます。
ですから、どうしても子供達は病院でお医者さんとコミュニケーションを取らなくてはなりません。
そういったときに、あらかじめ読んで、病院や子供のお医者さんの姿を予習し、子供心の中に、心の準備をしておく事は大変重要だと思いました。
絵本を開いてみると、こどものお医者さんが朝起きて、歯を磨くところから始まり、寝るところで終わっています。
面白いですよね。なぜなら、この絵本は、医師の診察をスムースに進めるために描かれた解説書ではないからです。
このような医師の姿を描く事で、病院というあまり行きたくない場所で働く医師は自分の親と同じような生活をしている人間であることを理解してもらえると思います。
そうすることにより、自分を診てくれる人はコミュニケーションを取れる存在であると感じてもらえるのではないかと思いました。
診察風景の説明も、医師が行いたいから行われているのではなく、子供達自身のために行われる作業であるということに重点をおきました。
そうやって、子供達なりに納得してもらえれば、結果的として診察がスムースにいくと考えています。私達が推進している、やさしい医療のためのメディカルアフォーダンス(medical affordance)の観点からも、「受診する本人が理解し納得する」と言うのはとても重要な問題です。
このような解決方法をもった、医療機関にかかるための子供のための絵本はこれまで存在しませんでした。
また、絵本が解決すべき問題は、世界的にもユニバーサルなものです。そのため、今回、国連大学の協力を得て、UNLという先進的な翻訳システムを用い、各国語の翻訳も掲載する事が可能となりました。
たくさんの方が協力して作り上げたこの絵本が世界中の子供達の幸せにつながるよう、心から願っています。
著者
内容(「MARC」データベースより)
ぼくは、こどものおいしゃさん。みんながよくなると、うれしいな。UNL(Universal Networking Language)という先進的な翻訳システムを用い、仏・独・英・スペイン語の翻訳も併記した絵本。