新会社法の5つの罠とは?
本書では、中小・零細企業を襲う5つの罠を主要なテーマとしています。
罠1 定款自治/「定款なんて雛型通りに適当に作っときゃいいんでしょう?」
罠2 特例有限会社/「有限会社はそのまま放っておきゃ、カネもかからないよね」
罠3 株式会社の役員/「取締役1人・任期10年、これしかない!! 会計参与になる人なんて絶対いないよ」
罠4 種類株式/「それって大企業の乗っ取りを防ぐ道具なんでしょう?」
罠5 1円株式会社/「どんどん作ろう1円会社!! 税金はお得で有限責任」
このようなトラップにはまっている中小・零細企業経営者に警鐘を鳴らしています。
生き残るための5つの活用法
では、この5つの罠を逆手にとって、「生き残りツール」として活用する方法は何か。
活用法1 定款自治/「誰に見せても恥ずかしくない『戦略と理念』の定款を作る!」
活用法2 特例有限会社/「目先のカネよりも『将来設計』を目指す12の選択肢!」
活用法3 株式会社の役員/「誰のための会社? 何のための役員? 正しい『危機管理』の手法!」
活用法4 種類株式 「『ウィン・ウィン』の関係を創り上げるための戦略的活用法!」
活用法5 1円株式会社 「株式会社だけが能じゃない!『正しい創業・企業』を!」
新会社法の経営戦略的な使い方を知って、「勝ち組」になろう!
本書の主張は、新会社法一見単なる「法律の改正」と見せかけながら、実はその無味乾燥な内容の中に、ひそかに「負け組」を判別するための「罠(トラップ)」を仕掛け、そして一方では「勝ち組」を正しく生き残らせるための「ツール」を隠している、という仮説を立てたことは既に述べました。
そのため、本書は、新会社法自体の説明は極力避けて、むしろ「新会社法の本質」「新会社法の経営戦略的な使い方」を中心に述べています。
新会社法を使うも使わないもすべて「選択肢」です。しかし、原点に還って「法律の意味・意義」を十分に考え、かつ「法律を活かす」会社経営をしようというのが本書の主張です。
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