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徹夜の塊 亡命文学論
 
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徹夜の塊 亡命文学論 (単行本)

沼野 充義 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、主としてロシア東欧の亡命作家をめぐって筆者がこの十数年にわたって書いてきた文章をまとめて再構成したものである。


内容(「MARC」データベースより)

亡命文学の系譜とその作家たちの肖像をロシア・東欧文学を中心に紹介。故郷というユートピアを追われ、もう一つのユートピアを求めてさすらう文学者たちの姿を通し、「亡命」に内在する文学の論理を照射する。

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5つ星のうち 5.0 軽やかな力作, 2002/7/17
 気鋭のロシア文学者がまとめた、10年以上にわたる亡命文学論の集大成。筆者ならではの、親しみやすく平明な文体ながら、読み終わってみると、非常に深い内容がしみじみと伝わってくる本である(学術書である限り、こういうスタンスは非常に重要ではないだろうか)。

 主に、ロシア・東欧(最近では、中央ヨーロッパと言う)の文学にまつわる話が多いので、とまどう人もいるかもしれないが、心配はご無用。知らない作家や詩人の話でもすんなり読めるし、逆にその人の本が読んでみたくなったりするから不思議だ。

 個人的に驚いたのは、『カフカとの対話』で知られるヤノーホが、ジャズ演奏本の著者になっていたという、信じがたい経歴。世の中、知っているようで知らないことがあまりにも多いと痛感する。
 

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 魂ではなく、塊, 2007/12/2
私は沼野充義氏のファンである。氏は東欧文化全体に対する造詣が非常に深く、話も文章もおもしろい。本書もロシア・東欧から亡命した小説家、詩人たちに関する研究書であるが、元となる小説や詩を知らなくても読めるし、その元を読みたくなる文章である。

タイトルに関して、特にこだわりがあるわけではないと著者本人はおっしゃっていたが。氏の多忙さを鑑みるに、どれだけの徹夜をなさっているのか、計り知れないものがある。
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