内容紹介
「一生笑うことはないだろう」と言われた
水頭症の赤ちゃんが
絵や書の個展をひらくまでに成長……、
視線もおぼつかない植物状態の患者さんが
エレキギターを演奏するまでに回復……。
患者さんひとりひとりと向き合い、
音楽に合わせてトランポリンの上で
体を動かす楽しさを共有しながら
リハビリテーションを促し、
新たな能力をひきだす
音楽運動療法とはどのようなものか。
そのノウハウと脳科学・生理学的ポイントを
豊富なケース例とともに紹介。
子供のころ従姉妹同士が集まると、よくはずむマットレスやソファのうえで
ピョンピョン飛び跳ねて遊んだものでした。ついつい興奮して歓声をあげ、
親に見つかって叱られることもたびたびでした。
野田燎先生の音楽運動療法は、トランポリンの上下運動に合わせた生演奏
により、子供にはおなじみの昂揚感をさらに増幅し、患者さんの生きる意
欲をひきだすものです。
重度脳障害、末期がん、植物状態……などと聞くと、素人はもちろん医療関
係者ですら、患者さんは安静第一とするのが常識ですが、野田先生は患者
さんの症状を見極めながら慎重に音楽運動療法を実践することでその常識
を覆してきました。
また自閉症、パーキンソン病、認知症など、コミュニケーションが難しか
ったり、不随意運動に悩まされたりしている患者さんや子供に寄り添い、
ひとりひとりに合った療法プログラムを開発してきました。
そのめざましい効果の一部は、NHK総合(「トモ君がしゃべった! 音楽運
動療法の挑戦」1997年7月21日)、フジTV系(「ベストハウス123」2009年
9月9日)などでも紹介され、注目を浴びています。
豊かな人間性と高い音楽性が要求される音楽運動療法のノウハウと理論的
背景を、豊富なケース例により解説した入門書。音楽運動療法士をめざす
人はもちろん、療法を受けたい人やその家族におすすめの一著です。
(担当編集者より)
内容(「BOOK」データベースより)
「一生笑うことはないだろう」と言われた水頭症の赤ちゃんが絵や書の個展をひらくまでに成長…、視線もおぼつかない植物状態の患者さんがエレキギターを演奏するまでに回復…。患者さんひとりひとりと向き合い、音楽に合わせてトランポリンの上で体を動かす楽しさを共有しながらリハビリテーションを促し、新たな能力をひきだす音楽運動療法とはどのようなものか。そのノウハウと脳科学・生理学的ポイントを豊富なケース例とともに紹介。