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小さな国の大きな奇跡-キューバ人が心豊かに暮らす理由
 
 

小さな国の大きな奇跡-キューバ人が心豊かに暮らす理由 (ハードカバー)

by 吉田 沙由里 (著), アレイダ・ゲバラ (著)
4.1 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
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Product Description

内容紹介

キューバは日本の昭和30年代のような、質素で自由で心豊かな国だった。無料医療を中心とした、キューバ人の豊かな暮らしを伝える。格差社会ニッポンに今必要な要素が見つけられるのでは・・・?!


内容(「BOOK」データベースより)

世界で唯一成功した社会主義国キューバ。医療も学校もみんな無料。日本人が格差社会で失った、キューバ人の平和で豊かな素顔と幸せな暮らしぶりを目線低く描写する。

Product Details

  • ハードカバー: 222 pages
  • Publisher: WAVE出版 (2008/5/14)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4872903501
  • ISBN-13: 978-4872903508
  • Release Date: 2008/5/14
  • Product Dimensions: 7.5 x 5 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 4.1 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
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22 of 26 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars まさかここまで行ったとは, 2008/7/1
By ymatsui4 - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
Cuba については革命家に関する本が多いのに,そこに住んで下から見たルポがなかった.この本のカヴァーの可愛い子供の表情に惹かれて読んで驚いた.確かにここには社会主義社会が実現されているが,経済的困難が余りに圧倒的で,のんびりやるしかない.ところがこれが国民性にマッチして,人民は闇市労働にも精を出して適当にやる.そうこうしている間にマラリアとジフテリアを根絶し,更に安くて高度な医者養成システムを完成させて,アメリカ人でも教えますよ,と言う恐ろしい事態になった.こうなるとただでさえ恐ろしいラテンアメリカがまさに恐怖の的で,アメリカとしては打つ手がないだろう.全く痛快である.ただ,本の記述はリアルな部分とどうしようもなく未消化な部分が混在していて,必ずしも読みやすくない.特に政治経済の大局観が欠けているので,社会の枠組みが見え難いのが欠点である.しかし,市民達の圧倒的存在感の前には,小さい欠点かも知れない.推薦.
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23 of 30 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 吉田さんの見た・感じた"CUBA", 2008/6/22
著者の吉田沙由里さんは2003年にスペイン語が全くわからない状態で初めてCUBAの地を踏んだとのこと。 その後約5年間の間におそらく何度もCUBAを訪れたのではないかと想像します。 ジャーナリストという言葉があまりにも安易に使われてしまい、“自称”ジャーナリストが世の中に氾濫している状況ではありますが、この本では吉田さん鋭い観察眼でCUBAの様々な側面を捉えている。 その意味で、十二分に読む価値のある作品であると感じました。

ただし、この本に描かれている“CUBA”はあくまでも著者である吉田さんの見た(=そして想像した)CUBAでしかないこと、これは強調しておきたいと思います。 特に現在のCUBAの政治や社会の状況について<断定的に>描写されている。 つまり、「〜だと思う。」ではなく、「〜である。」と書かれている。 自分の作品に説得力を持たせるために断定的な書き方をある程度していかなければならないのはもちろん理解できるのですが、その結果、書かれてあることのいくつかについては残念ながら「嘘」になっていたり、「不正確」になっていたりします。 ある状況を一般論として語ることは大変難しいことですが、やはり<断言>してしまうのにはかなりの注意が必要だと思います。

FIDEL CASTROという巨大な存在に対する感情、現状に対する不満(経済的側面だけではなく、政治的・社会的な部分についても)、CUBAの“世界に誇る”医療制度の実態(問題点)など、本では非常に広くカバーをされているけれど、著者は現時点ではまだまだその表面を眺めているだけで賞賛している、というように私には感じられました。 

CUBAで生きている人々が、この本に書かれているほど希望や満足感を持って生きているとは私はどうしても思えません。

著者の吉田さんはジャーナリストの肩書にふさわしい行動力と観察眼をお持ちの方のようです。 ですので、ぜひとも今後もCUBAとの付き合いを継続し、第二弾、第三弾のCUBA本を書いて頂ければ嬉しいです。 まずは、より深くCUBAを知るために、まずは最低でも<2ヶ月か3ヶ月、できる限り一般のCUBA人と同じような条件でCUBAで生活をしてみることをお勧めします。 (我々はいつでも自由に国外に出て行ける、日本大使館を“頼れる”などの条件があるわけで、絶対にCUBA人と同じようになるわけはないのですが。)

吉田さんの次回作、そして今後の活動にも期待致しております。

集中して読めば1日で読めますので、忙しい方も手に取りやすいと思います。 お薦めします。

CUBAはとても複雑です。 今後もこのような本がたくさん出てくることを願っております。
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20 of 26 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars メディアリテラシー, 2008/9/1
By 夢うさ - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
縁あってキューバに関する本をたくさん書いておられる吉田太郎さんの
講演に参加することができた。
その場所でなぜか置かれていたのがこの本。
先にこちらを読んでしまったのだが、私自身はキューバの都市農園のしくみに
ひかれて講演に参加していたので、この本に書かれてある、
今のキューバという国の成り立ちがわかりやすく
書いてあるものがありがたかった。

教育費無料、医療費無料、そして他国へ多大な支援。
なによりも年をとるのが楽しみという老人たちの気持ちと
「勉強が楽しい」という子どもたち。

まさに小さな国の大きな奇跡。いろんな問題は含んでいるけど、
格差社会でワーキングプアたちの共産党員が増加していってる日本にも
見習うことはたくさんあるのではないか。
すぐに社会主義がいいというわけでもない。
講演をされた吉田太郎さんもおっしゃっていた。

「注目すべきはそのしくみなのです」

モラルが低下し、儲かれば何をやってもOK。法のすき間をぬったビジネスで
儲け、指摘されると「何も悪いことはしていません」という大人が多い日本。
チェ・ゲバラが目指した
「誰もが幸せに暮らせる社会」を実現しようと今も頑張ってる国がキューバなのではないか。

メディアでは報道されていない事実。アメリカ依存はそろそろやめて
独立していかねば、私たちに幸せはこないような気がした。

余談だが、キューバは徹底した性教育と医療啓発でHIV感染率が世界一低い。
そういうわけもあってか、黒人少年を買いにいく日本女性がいたそうな。
つくづくやりきれない気持ちになる。

もう少し視野を広げて世界を見なくてはいけない。
今できることをしていかねば、子どもたちに幸せな社会を残してやれない。
この本はそう教えてくれた。
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