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第三帝国と音楽家たち―歪められた音楽 (叢書・20世紀の芸術と文学)
 
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第三帝国と音楽家たち―歪められた音楽 (叢書・20世紀の芸術と文学) (単行本)

by マイケル・H. ケイター (著), 明石 政紀 (翻訳)
4.2 out of 5 stars  See all reviews (4 customer reviews)

Available from these sellers.


4 used from ¥ 5,699

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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

第三帝国時代のドイツ・クラシック音楽界の全貌を俯瞰する代表的著作、待望の日本語版。新たに掘り起こされた事実が凝縮されているケイターのこの著書は、第三帝国時代の指揮者やその他の音楽家たちに関する最高の情報源となる。一九九八年、カナダ歴史協会Wallace K.Ferguson賞受賞(カナダ人著者によるカナダ以外の歴史的事項に関する最優秀図書)。


内容(「MARC」データベースより)

それまで明かされることのなかった第三帝国時代を生きた個々の音楽家たちの妥協や同調や反抗や迫害など、新たに掘り起こされた事実が凝縮されている。第三帝国時代のドイツ・クラシック音楽界の全貌を俯瞰する著作の日本語版。

Product Details

  • 単行本: 365 pages
  • Publisher: アルファベータ (2003/6/1)
  • ISBN-10: 4871984664
  • ISBN-13: 978-4871984669
  • Release Date: 2003/6/1
  • Product Dimensions: 8.4 x 6.1 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (4 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #763,696 in 本 (See Bestsellers in 本)

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第三帝国と音楽家たち―歪められた音楽 (叢書・20世紀の芸術と文学)
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5 of 5 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 時代と人間の関係を考えさせられる, 2003/7/14
前書きで著者はこれまでの第三帝国下のクラシック音楽家について書かれた本への不満を露にして、自分の本がいかにあたれる限りの資料にあたって書かれたかを誇っているが、それだけのことのある内容だと思う。

有名、無名を問わず、第三帝国にいた音楽家の運命がこれまでの先入観念を振り払うかのように書かれている。音楽家のファンにはショックな内容もあり、日本では、その部分だけ紹介されたりもしているのだが、こうして原本を読むと、一面的な見方になることを極力避け、単純に白黒をつけようとしないという著者の意図がよくわかるので、納得するところが多いのではないかと思う。
クラシック音楽の歴史の中で第三帝国がどんな役割を果たしたのかという意味ではクラシック音楽のファンには必読だ!が、困難な時代の中で人がそれぞれどういう運命をたどったかという話を通じて、時代と人間の関係を考えさせる内容であり、クラシック音楽ファン以外にもお奨めします。

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5 of 7 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 興味深いが、極めて偏った視点からの断罪の書, 2004/12/20
By arguer (横浜) - See all my reviews
一言で言えば、この著者は、安全な地にいる外国人として、また、全てが終わった後世の視点からの、外からの批判に終止している。この種の論述をしようとする者には、1933~45年のナチ時代のドイツで、まかり間違えば生命の安全を脅かされるという状況に身を置いた当事者たちの視点というものが倫理的に不可欠であり、その点で、この筆者の「適格性」には疑問が生じる。ナチ政権成立に先立つ1920年代のヴァイマール共和国期のドイツでは、モダニズムの興隆(表現主義を代表とする)により文化は活況を呈していたが、そうした新思潮に批判的な人々も多数存在した。それどころか、政治的には、第一次大戦後の世界の秩序を取り決めたヴェルサイユ体制は、フランスにとっては外交の勝利であったが、大多数のドイツ・オーストリア人にとっては耐え難く、納得し難いものであり、敗戦もヴァイマール共和国もモダニズムも認めない、という気分は多くのドイツ国民の共有するところであった。このような政治状況は、一部の音楽家を一種の文化国粋主義に追いやったが、過去にベートーヴェンやブラームス、ヴァーグナー等を擁し、ロマン派時代の世界の音楽をリードしたとの自負を抱くドイツの音楽家が、政治・経済的逆境のなかでこのような傾向に走るのは全く無理からぬことであった。しかし、ケイターは、モダニストの支持者には共感を示す反面、このような「ドイツ主義」に対しては敵意さえ持っているように思われる。また、ナチは史上最も凶悪な政権であったが、それは政権初期から明らかであったわけではなく、この政権が支持を固めたのはその不況脱却・失業者対策などの経済政策で実効を上げたためである。そうした視点あるいは説明も本書には一切無い。また、一部の音楽家に対する批判はやや公平さを欠いてもいる。従って、見識のある読者には興味深い事実が多数列挙されているにしても、予備知識のないナイーヴな読者が本書の情報だけを頼りにして、批判の対象となっている音楽家たちに対してネガテイヴなイメージを与えられるとすれば、公正とは言い難く、それはむしろ有害なものとなるだろう。
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1 of 3 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 膨大な資料に基づく労作, 2007/6/16
By kewpie - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
ナチ支配下のドイツにあって、音楽を生業とする人々がどう生き、どう死んでいったか、という作品。手探りでしばらく読んでいくと、本書が列伝の形式をとっており、有名・無名の音楽家が順々に採り上げられ、ナチスドイツとの関係を評価されていく構成であることがわかる。もちろん、フルトヴェングラーのように、全巻を覆うように語られる重要人物もいる。読みにくい本ではないが、1ヶ月近くをかけ、苦労して読んだ。

ナチ支配の下では、何もかもが徹底して行われたように私は思っていたが、実はかなり杜撰で、その政策は必ずしも成功していなかった、とくに文化政策ではむしろ失敗が多かったというのは、私にとっては意外であった。しかし、ナチの暴政によって数多の才能が摘まれ、歪められ、貶められたという事実は、まことにおぞましいばかりである。その一方で、権力を利用してうまく立ち回った人々もいたという、これもまた苦い事実である。

ナチのような強力な独裁政権の下にあって、個人的抵抗は無理であったろう。戦後批判された音楽家について、私は無慈悲に糾弾しようとは思わない。個人が国家を相手にして、いったい何ほどのことができるだろうか。カラヤンをナチだとして否定する人が、シュヴァルツコップやフルトヴェングラーには心酔していたりするのが、今の音楽ジャーナリズムであり、多くの音楽愛好家の有り様なのである。それよりも、このような暴戻を再び繰り返さない努力こそが、唯一その犠牲者たちへの手向けの花になるのだと私は考える。
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5.0 out of 5 stars 誰もが喰っていかなくてはならない
"¬ ̄\1'§3° ̄... 続きを読む
Published on 2003/9/4

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