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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
 
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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか (単行本)

by 福岡 伸一 (著)
3.9 out of 5 stars  See all reviews (41 customer reviews)
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Product Description

内容紹介

『生物と無生物のあいだ』の福岡伸一、待望の最新刊。「時間どろぼうの正体」「太らない食べ方」「生命は時計仕掛けか?」「病原体とヒトのいたちごっこ」「アンチ・アンチエイジング」ほか10年におよぶ画期的論考の決定版!

哲学する分子生物学者が問う「命の不思議」

生物を構成する分子は日々入れ替わっている。
私たちは「私たちが食べたもの」にすぎない。
すべての生物は分子の「流れ」の中の「淀み」なのである。
しかし、その肉体、タンパク質の集合体に、なぜ「いのち」が宿るのか。
遺伝子工学、最先端医学は生物を機械のように捉えていないか。
生命の「背景」にある「時間」を忘れていないか。
いったい、生命とは何なのか。哲学する分子生物学者が永遠の命題に挑む!

内容(「BOOK」データベースより)

生命とは、絶え間ない流れの中にある動的なものである。読んだら世界がちがってみえる。哲学する分子生物学者が問う「命の不思議」。今まで体験したことのないサイエンス・ストーリー。

Product Details

  • 単行本: 256 pages
  • Publisher: 木楽舎 (2009/2/17)
  • ISBN-10: 4863240120
  • ISBN-13: 978-4863240124
  • Release Date: 2009/2/17
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 1.1 inches
  • Average Customer Review: 3.9 out of 5 stars  See all reviews (41 customer reviews)
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18 of 24 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars ニューエージ、スピリチャルな方にお勧め, 2009/10/18
非常に売れた新書で、なんて文章のうまい科学者だろうと思った。この印象は今回も裏切られず、読みやすく詩的な表現は文系向きとも思った。
だが、途中から、ライアルワトソンを出したあたりから、この方ってスピリチャル系なのかと思い出した。そのごロハスを礼賛し、いかにも今どき流行の「エコ」な方だと認識。
科学者による科学的な話を期待していたのに、裏切られた。ニューエージ系、スピリチャル系の方々には親和度高いと思う。
今後、「科学者」としての福岡氏の動向に注目せざるを得ない。ニセ科学の匂いがちょっと私にはするから。
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32 of 44 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 心地よさだけでは 危ういかもしれないと思いながら, 2009/4/22
By くにたち蟄居日記 (Surabaya,Indonesia) - See all my reviews
(TOP 50 REVIEWER)   
 福岡伸一の本を読むのは3冊目である。

 彼の一連の著作の魅力は生物学を哲学として一般的な読者に解説出来る その話術にあると思う。読んでいて分かりやすいし また 表現が柔らかく 詩情が漂う部分もある 実に読ませる。

 但し 一般的な読者の一人として そういう話術に陶然としながらも ある意味では気をつけなくてはいけないような部分もあると感じる。

 例えば 遺伝子組み換え作物に関して 著者は「バイオテクノロジー企業の強欲」と断定している部分がある。
 説明は明快であるし なにより「米国のバイオテクノノジ―企業が強欲でないわけがない」という直感もあり 読んでいて心地よさも感じる。但し農薬や遺伝子組み換え作物を全て根絶した場合に 果たして 地球は 巨大な人口を養えるだけのサステイナブルな農業生産が可能なのかという視点はあるべきではないかと思う。
 この点に関しては 僕自身に知見がないので 判断は出来ないが 例えばロハスという運動が 本当に世界の大きなうねりになるとしたら 世界の飢餓・貧困問題を扱う「射程距離」がそれに備わらないといけないはずだ。個人的にはロハスという考え方には魅力を感じているだけに 大いにそういう課題に取り組むべきだと思う。

 繰り返すが 福岡の著作は読んでいて心地よさがある。今後ももっと読みたい。それだけに十分自分なりの批判的な視点も確保しておかないといけないと考える次第だ。生物がかように面白いと感じるのは 著者と三木成夫という方のお陰である。


 
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2 of 2 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars ちょっと情緒的な科学啓蒙本, 2009/12/20
雑誌「ソトコト」に連載されたエッセイをまとめたものです。
章ごとの関連性は薄く、各章独立しています。タイトルの「動的平衡(Dynamic equilibrium)」は、第8章の「生命は分子の『よどみ』」から来ているようです。動的平衡がなんたるかを、語るためにすべての章を割いているわけではなく、科学に興味を抱かせようと、エンターテイメント性のあるトピックを書いていたら、こんな本になったという印象を受けました。

第8章をレビューします。

「動的平衡」はシェーンハイマーが名づけた言葉です。彼は、アイソトープ標識をつけた食べ物を与え、分子の行方をトレースしていきました。分かったことは、「生体を構成している分子は、すべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換えられている」「わたしたちの身体は分子的な実体としては、数か月前の自分とはまったく別物になっている」ということでした。

これを分かりやすく詩的にこう表現しています(この表現方法には、芸術的な感性を感じました)。

「そこにあるのは、流れそのものでしかない。その流れの中で、私たちの身体は変わりつつ、かろうじて一定の状態を保っている。その流れ自体が『生きている』ということなのである」

その後、彼はライアル・ワトソンをとりあげ、科学的な世界から、情緒的な世界観に移行していきます。この部分からは、ガチガチな科学者からは批判を受けるところでしょう。しかし、僕にとっては、この部分が一番、胸に響きました。大事を成す科学者は、論理的な顔と、哲学を追う宗教家のような顔をもつ傾向があります。科学的な視点に固執せず、心の遊びの部分が、グレートワークを成し遂げるのかもしれません。

この部分があることで、この本が「一般的な科学啓蒙本」に「ちょっとグレートな付加価値」がついたと思っています。だから、一般読者から、これほどまでに絶賛されているのでしょう。「一般的な科学啓蒙本」の部分だけを読みたいのなら、リチャード・ドーキンスがおすすめです。
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分子生物学的観点から
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この試みに惹かれて読み始めましたが
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3.0 out of 5 stars 新しさは感じない
身近な例を取り上げて生命のしくみをわかりやすく解説してくれていますが、論理展開が少し雑な気がします。生命が物質とエネルギーの流れの中に現れる秩序であるという概念... 続きを読む
Published 5 months ago by hesonashi

5.0 out of 5 stars 動的平衡
動的平衡という本を読んで、生命に対する考え方が少し変わったように感じる。臓器移植に対する社会的ニーズがある一方で、生命を構成するタンパク質の一つひとつが記憶を持... 続きを読む
Published 5 months ago by あきら

5.0 out of 5 stars サキヨミのお顔だけで判断していた者として。自戒を込めて。
福岡伸一氏の「動的平衡」。本著を知ったのは、つい最近、土曜日の久米宏さんが行っているラジオ番組で本著のある部分を絶賛されていたから…これが浅ましくも、本著を手に... 続きを読む
Published 5 months ago by 生涯勉強。

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