内容紹介
「わかる」だけでは動かない。今こそ「感じる」マネジメント!
リクルートの「理念浸透」ノウハウを凝縮
●世界30カ国、10万人?――前代未聞のプロジェクト、始動!
「歴史的・経験的に実証されたやり方で、理念浸透をやっていきたい」
世界第2位の自動車部品メーカー、(株)デンソーの佐藤人事部長(仮名)から発されたこのセリフから、すべては始まりました。
組織内の価値観やビジョンの共有をテーマに、「人と組織」のあり方を追求している、(株)リクルート HCソリューショングループ。そのメンバーに、世界30カ国、総勢10万人にのぼるデンソーの全社員で「価値観(デンソー・スピリット)を共有するには、どうしたらいいか?」という問いが投げかけられたのです。
そのスケールの大きさ、まさに前代未聞。しかし、「価値観を共有する」ことは、人々が“十人十色、百人百色”の価値観や働き方を探し求める現代において、どの企業・どのチームにも求められる根本的で重要な問題です。“一致団結”、“最高のチーム”をつくるには、これを考えなければ!
●事例研究、「私には夢がある」、俳句、宗教・・・3年間の思索の旅。
リクルートHCのメンバーは、デンソーのスタッフと共に、「そもそも、理念を浸透させるとはどういうことか?」、「ビジョンとは何か?」、「価値観の共有には、何が必要なのか?」をめぐって東奔西走、試行錯誤を続けます。
数々の企業のケースを取材するだけでなく、古くから伝わる物語や、マーティン・ルーサー・キングJr.など優れたリーダーたちの「共感を得る技術」を探り、俳句の妙味やオーケストラの指揮など芸術の分野や、宗教にもヒントを探り、キリスト教の教会に取材に行くなど、型にとらわれない“思索の旅”を、楽しく真摯に、行っていきます。
●そして見えてきた、人と組織にとって「ほんとうに大切なこと」。
その過程で見えてきたのは、理念や価値観、ビジョンというものは、決して上から「こう思いなさい」と押し付けるものではなく、人それぞれの“心の中にある宝物”を見つけ合いながら、“共有”するものだということ。その先に、“人が生き生きと自律的に働ける会社”の姿が浮かび上がってきます。
論理で「わかる」だけのマネジメントの時代は終わった。これからの時代に大切なのは、共感を得て人を惹きつけていく「感じる」マネジメントだ!――こう喝破したリクルートHCのメンバーが、侃々諤々のディスカッションを経てまとめあげたのが本書です。
共感を得る技術や仕組み、先を行く者に求められる資質、人がやりがいを持って働ける環境、人を幸福にする経営のあり方・・・。一つの「問い」から見えてきた数多くのヒントを、“デンソー・スピリット共有プロジェクト”のストーリーと味わい深いエッセイで語る異色の一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
世界30カ国、10万人に、価値観を浸透させたい。自律的な組織をつくる!リクルートHCが挑んだデンソー・スピリット共有プロジェクト、現場からの報告。セミナー、事例研究、キリスト教、俳句、ハチ公、…3年間の試行錯誤から見えてきた、人と組織にとって、ほんとうに大切なもの。