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新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
 
 

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に (単行本)

小林弘人 (著)
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

新聞社の業績不振、雑誌の相次ぐ休刊など、メディア業界に逆風が吹き荒れるなか、出版はこれからどうなっていくのか? 新聞、雑誌はウェブ時代においてもはたして生き残れるのか?
インターネット登場以前からコンテンツ製作に携わり、雑誌『ワイアード』『サイゾー』、ウェブの人気媒体『ギズモード・ジャパン』を創刊、眞鍋かをりら有名人ブログ出版をプロデュースしてきたITメディア界の仕掛け人・小林弘人が、世界のウェブメディア最先端情報を紹介しつつ、今後メディアビジネスで成功するため必須のノウハウをおしげもなく公開。
福音か、はたまた最後通牒か? 次代メディアの運命を左右する衝撃の書。これを読まずして出版、メディア人は生き残れない!


「出版会のゲバラ〈こばへん〉の、メディア世界同時革命論だっ!」
成毛眞氏(元マイクロソフト日本法人社長)

「メディアへの熱い思いが、私のベンチャー魂に放火!」
松本大氏(マネックスグループCEO)

「既得権益にしがみつく大マスコミ諸君!この男のツメの垢でも煎じて飲め!
宮崎哲弥氏(評論家)


内容(「BOOK」データベースより)

新聞社の業績不振、雑誌の相次ぐ休刊など、メディア業界に逆風が吹き荒れるなか、出版はこれからどうなっていくのか?新聞、雑誌はウェブ時代においてもはたして生き残れるのか?インターネット登場以前からコンテンツ製作に携わり、雑誌『ワイアード』『サイゾー』、ウェブの人気媒体『ギズモード・ジャパン』を創刊、眞鍋かをりら有名人ブログ出版をプロデュースしてきたITメディア界の仕掛け人・小林弘人が、世界のウェブメディア最先端情報を紹介しつつ、今後メディアビジネスで成功するため必須のノウハウをおしげもなく公開。福音か、はたまた最後通牒か?次代メディアの運命を左右する衝撃の書。これを読まずして出版、メディア人は生き残れない。

登録情報

  • 単行本: 301ページ
  • 出版社: バジリコ (2009/4/3)
  • ISBN-10: 4862381294
  • ISBN-13: 978-4862381293
  • 発売日: 2009/4/3
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 2,898位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 メディア人の教科書, 2009/4/22
By chibi (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
『新世紀メディア論』。

一見、出版業界やマスコミに向けた『叱咤・苦言』を評論家目線で書かれているだけの本に思えます。
ところが、著者は雑誌「サイゾー」創刊者の、こばへん。単なる評論で終わる訳がない。

傍からみると「もうやばいんじゃない?」の一言に尽きる出版業界。
どのような課題を抱えているのか、またどのような将来像を描くべきなのか、たくさんの事例を交えながら、素人にもわかりやすく解説されているのは、やはりドップリ出版業界に身を置きつつも、真の姿を世の中に伝えなければというジャーナリスト魂を持つ著者ならではか、と。

ただ、私は出版・マスコミには一切無縁の人間なので、業界の動向にはあまり興味がない。
そんな私にとっても、本書は「教科書」と言えるのです。

なぜならば、インターネットに接続できる環境があれば(パソコンや携帯電話など)「誰でもメディア人」になり得るから。
昨今、ホームページやブログ、携帯小説などを利用して、何かを世の中に発信しようとする人が増えていますよね。
それはすでに出版業界に身を置かずとも「メディア人」もしくは「メディア人になろうとしている人」と言える訳です。

私自身もなかなかページビューが増えないブログをせっせと更新している「メディア人になろうとしている人」な訳なのですが、本書を読み進むうちに、何かを発信することの本質やコツといったものを教えてもらったような気がします。

「自分には関係ないテーマだ」と決めつけずに、出版・マスコミ以外の方にもお読みいただけると、新たな発見があると思います。


(表紙を外すと一瞬驚きます。)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 即効性はないがジワジワ効いてくる内容, 2009/6/11
By imjustmot (東京都品川区) - レビューをすべて見る
通常、こういったタイプのネットメディアの可能性を謳う本は
とにかく横文字が踊るだけ踊っていて、紙はオールドメディアだの
ブログマーケティングが大事だのと騒ぎ立てるだけのものが多い。

本書もある種そういう類ではあるが、大きく違うのは
著者が「日本版WIRED」と「サイゾー」創刊の立役者だということ。
名雑誌の誉れ高い2誌の編集長として、具体的な功績をあげた人物なのだ。
これだけで、説得力が違う。紙メディアの面白さを実証した張本人が
非紙メディアにシフトすべき理由と根拠を語っているからだ。
コンセプトとマーケティング手法を転がすだけで銭を稼ぐ輩はどうも信用できないが
手触りのあるモノを作っていた人間は信用できる。

ただし本書の中に、啓発系のビジネス書によくある箇条書きや
分かりやすい比喩、ToDo集の類はない。
ノートに書き写してためになるような文章はつづられていない。
本の中に「具体的な情報」はない。

しかし、力強い警鐘句の重ね塗りが
ああ、「何かしなきゃいけないな」という焦りを呼び覚ましてくれる。
空腹の人間に魚を与えるのではなく、釣り針を与える。そんな本だ。

やはり著者は名起業家である前に、名編集者だ。





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21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 さまざまな情報が未整理かつ順不同かつ感情移入たっぷりに書かれている, 2009/5/2
タイトルから、新聞や雑誌で働く人に向けて、インターネットなどの新しいメディアの隆盛で何が変わるのか、を説いた本だと理解されがちだが、新聞雑誌にどっぷりはまっている関係者が読んでも「よくわからない」本になっている(と思う)。

例えば188P「ユーザーのウォンツに対して〜なにかしらの結果を出すという意味で、成果(コンバージョン)を上げるための施策がLPOです。これは、そのまま「ターゲットキャスト」に当てはまるセオリーだとわたしは考えています」という文章を読んで???な(理解できない)旧来メディア関係者は、読めば読むほど混乱するのではないだろうか。本全体のトーンが「知らない人」にとって少々不親切な記述法で一貫しており、インターネットに日々接していない人にとって、新語(カタカナ)を多様した文章は理解しずらいだろう。
「知らない人」をリアルに想定し、その読者が容易に理解できるような記述や構成でまとめた本ではない。

この本はマスコミ志望の若い人たちが読むと有益なのではないか。
就職には逆効果かもしれないけれども、メディア業界で働く自分の立ち位置を将来に渡って大きくつかめるような気がする。

個人的には、せっかく豊富な経験を持つ著者なのだから、もっと著者の経験を具体的に書いてほしかった。分析総論や嘆き(随所に無理解な出版人への嘆き描写がある)より、具体的なエピソードをもっと読みたかった。
レッスン21以降、アメリカのネットビジネスを紹介する部分はわかりやすかっただけに、著者が日本でやってきた試行錯誤をもっと細かく書いてもらえたらよかったのにと思う。

かつては本が好きな人が編集者になり、取材や文章書きが好きな人が記者になった。メディアが多様化した新しい時代にはその多様化したメディア(で流れる情報)が好きな人こそが編集者や記者(メディア関係者)になる。本は好きだけどインターネットに興味がないという人は、これからの時代の編集者や記者には向いてないだろう。
「旧来の編集者が印刷所への入稿のための知識をもっているのと同様、新しい編集者はCSSやXML、またDBのテーブル設計、あるいはUIにおけるAJAXの導入や仕様についての知識を仕入れる必要が出てくるでしょう(78P)」

仕事の出発点は「ものすごく好きなこと」。インターネットにのめり込んだ経験がない人はもうメディアの仕事に向いてないのだと思う。
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