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月の盾 (電撃文庫)
 
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月の盾 (電撃文庫) (文庫)

岩田 洋季 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

妹の小夜子が事故でこの世を去った八月十五日は、アブラゼミがうるさく、怖いくらいに日没が赤い、まるで世界が焼かれていくような夕方だった。そして、五年後の小夜子の命日。同じように夕陽で赤い空を、雲がせわしなく流れていく。周囲がアブラゼミの鳴き声に包まれる。なにか、予感めいたものがあった。驚くほど暗く、常にざわざわと不穏な音を奏でる森の中、上りかけた月の光が優しく降り注ぐその下に、小柄で美しい少女は座っていた。「―あなたは…だれなの?」少女の声質は小夜子と似ていた―。日没になると必ず眠る少女国崎桜花は、決して小夜子の代わりではなくて―。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岩田 洋季
1983年12月13日生まれ。広島県出身。『灰色のアイリス』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 言葉が出ない…, 2006/5/15
僕は岩田さんの作品(灰色のアイリス、護くん!)を読んだことがないのですが、正直…正直この物語は良いなと思いました。
全色盲の天才少女―桜花の絵を描くことに対する想い、また彼女を支える暁と、それを取り巻く人たちとの触れ合いによって彼女が大きく成長していく姿が何ともこみ上げるものがあります。
桜花が描いた『月の盾』と『クローゼットの悪魔』という絵の表裏性、また彼女の出生の秘密がが話のキーとなっていくわけですが、細かいことはネタばれになってしまいますね。
最後に、僕が最もぐっと来た場面はラスト!暁のために内緒で描き上げていた絵のタイトルです。−『わたしのいちばん大切な時』−
このレビューを読んだ時、またストーリーを読み進めていってこの場面に行き着いた時、どう感じ方が違うか?それを胸のうちのどっかにでも置いておいて下さい。
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8 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ん〜…物足りない, 2006/5/24
物足りない。正直なところ。文体は綺麗なのですが、そこから見える世界観に存在感がない。ストーリー自体もオチがみえまくりですし…。ただ、その王道とも言えるストーリーが醸す雰囲気は悪くない。好みが別れる作品だと思いますが、一度読まれてみてはどうでしょうか。
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