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リバーズ・エンド (電撃文庫)
 
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リバーズ・エンド (電撃文庫) (文庫)

橋本 紡 (著), 高野 音彦 (イラスト)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

拓己は十四歳の中学生。そんな彼の携帯に突然メールが送られてくる。あなたの町に海はありますか―?拓己は戸惑うが、やがてメールの送り主である唯という少女と、心を通わすようになる。雪の降る夜、息が白くなる朝、騒々しい昼休み、何度も何度もふたりは『言葉』を交わしつづける。なにもかも不確かな世界の中で、ただ互いの『言葉』だけがリアルだった。ひとときの優しさ、ぬくもり、そして―。彼らは気づいていなかった。その時、なにかが始まろうとしていたことに。第4回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞の橋本紡が贈る気鋭の新作ついに登場。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

橋本 紡
三重県伊勢市出身。第4回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大人の人にこそ読んで欲しい, 2001/12/13
中学三年生・・・受験を目の前にした少年と少女の物語。こう書くとなんてことのないラブストーリーのようだが、実際にはかなり現実離れした設定の話だ。

しかし、個人的にはその不自然さを補って余りある程、一つ一つの台詞や心理描写が胸に来る話だと思う。「最近の若い者は・・・」などと言っている人にこそ読んで欲しい。登場人物の一人一人がみんな悩みを持ち、直接話せない事をメールで話したりとまさに「最近の若い者」の心を描いた良作である。個人と個人の間にあるどうしようもなく深い溝・・・それを埋めようと互いに努力し合い、同時に己の心の傷を乗り越えようとする真摯な情熱。冷めた文体とは裏腹に、これぞ青春といわんばかりの激情が詰まっている。

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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 良悪両面, 2005/7/23
ライトノベル系のを読むのはほぼ初めてなので、的を得ていなかったらごめんなさい。

自分に秘密ができた、それは異性の友達、それも偶然の、夢のようなメールでの出会い、こういう着想は、ほかの人もするかもしれないとはいえ、悪くないと思います。楽しくなってきそうな感じです。ただ子猫のエピソードは、確かにむごいことだとは思いますが、昔からよくあることで、いまいち新鮮さに欠けました。「(ほとんど)実話に基づいて」いるものは、書く者にとっては書きたくてしょうがなくなるものですが、簡単にそうしてしまっては甘いんだと思います。(すいません、筆者が必ずしもそうだと決め付けてるわけじゃないです。自分に言い聞かせる意味も含めての発言です)。自己満足に陥ってしまう危険性が非常に高いからです。それだと、読者に伝わるということが極めて難しくなるので……

前の人のレビューにもありましたが、ちょっと最後の事件が唐突過ぎる気がしました。しかもスケールも極端すぎる気がします。現代の殺伐さ?などを暗示しているのかもしれませんが、あまりよく分かりませんでした。なんとなく展開を壮絶にしてみた、そんな感じにも受け取れなくはないです。
それまでの展開が、あまりにも何も起こらないので(当然、子猫のエピソードなどは除きます)少し退屈するくらいです。筆者はそのコントラストを狙っていたのかもしれませんが……
あとは、それぞれの描写が少ないので、ところどころで説得力に少し欠ける嫌いがありました。
これはライトノベルの性質でしょうか……。

読めるお話でしたが、続編が必要なのかどうか疑問です。自分も読むかどうかは分からないです。
問題は、唯との関係もさることながら、主人公自身の中での葛藤をもっと掘り下げていただきたかったことです。一見現代の若者・子供の心象風景は無味乾燥、殺伐荒涼としているとおもわれがちですが、それはイメージ化されてしまったものというか、必ずしも正確な捉え方ではないような気もします。
内面は、もっともっと複雑なはずです。そういうところを読みたい。

でも、この種のほとんどの文庫作品のようにお話がゲームゲームしてはいないので、入っていきやすかったです。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この一冊で終わってほしかった・・・, 2007/11/20
この話にリアリティなんかありません。
でも、なぜか泣いてしまいます。

何で泣くのかなんて解りません。
テンポがいい、描写が巧いいろいろ考えて見ますが結局理由はわかりません。
ただ、読んでると切なくなるんです・・・・・・
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