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赤いヤッケの男 山の霊異記 (幽BOOKS)
 
 

赤いヤッケの男 山の霊異記 (幽BOOKS) (単行本(ソフトカバー))

安曇潤平 (著)
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

怪談実話の新鋭が放つ、山にまつわる怪異譚集。
「夜の山に独りで入っていくような怖さ」加門七海
「山の怪談ってのは本当に凄い。どんぶり飯の三杯はいける!」平山夢明。
夜の山に独りで入っていくような怖さ。
そして、私は山に行きたくなってくる。 加門七海
街場の怪談では決して出会さない哀しみ、怖さ。
山の怪談ってのは本当に凄い。どんぶり飯の三杯はいける! 平山夢明
数々の顔を持つ日本の山にまつわる怪談奇談を集めた本である。作者自らが体験した話もあるし、山仲間や、あるいは一杯やりながら山小屋のオヤジから聞いた話もある。怪談というと、身の毛もよだつ話を想像しがちだが、不思議なことに山の怪談には、聞き終わって心が温かくなる話も意外と多い。この本にもそんなホロリとさせる話もいくつか載っている。この本を手に取り、そして数々の不思議な話を読んだ後に、みなさんが日本の山を、今よりもっと好きになってくれれば幸いである――序文より。『幽』2号で鮮烈デビューした山男・安曇潤平による山の怪異譚。実際に登山して訊いた体験談をもとに、山の描写を豊かに盛り込み、淡々とした語り口で、山という異界を描く。ネット出身の新人怪談作家による待望の短編怪談実話集。


著者について

1958年、東京都生まれ。サイト「北アルプスの風」主宰。くも膜下出血を経験し、山登りと酒と煙草を愛す。サイト内にて怪談作品を発表。『幽』2号で作家デビュー。本作が初の単行本となる。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 288ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2008/2/27)
  • ISBN-10: 4840121702
  • ISBN-13: 978-4840121705
  • 発売日: 2008/2/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 66,238位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    642位 ─   > 人文・思想 > 心理学 > 超心理学・心霊
    5800位 ─   > フォーマット別 > 単行本(ソフトカバー)
    16366位 ─   > 文学・評論
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 うん、読んでいて心地良く(?)怖い。良作です。, 2008/12/8
By アイク (京都府) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
”山”にまつわる怪異・恐怖談集です。なかなか珍しい試みだと思いますが、これが中々に良い。
登山など、無縁な私ですが不思議と違和感なく楽しめました。
それは著者に山の経験が豊富で愛着を持ってその情景を描写されているからでしょうね。
各エピソードは長くても数ページですが「怪異」を描くまでの舞台装置をトバすことなく的確な描写がなされているので「味わい」があります。

凍てつく雪山の夜、寂しい常夜灯が灯る真夜中の山小屋、真闇に沈む季節はずれの野営場など、もの淋しさが募って恐怖に拍車がかかります。
最近の「ホラー」は心霊を扱ったものでも描写がやたら血なまぐさかったりして恐怖よりも生理的嫌悪を掻き立てるものが多いような気がします。

しかし本書はそういうものではありません。
たとえばタイトルになっているエピソード、吹雪の山小屋に避難した男性と小屋の前で行き倒れた赤いヤッケの見知らぬ男性の遺体。
幽霊や亡霊の描写は一切出てきませんし血の一滴も流れはしません。
しかし遺体を残して一人山小屋を出た男性の身に何が起きたのか?
事の顛末はまさに「背筋が凍る」思いをすること受け合いです。

これを含めて多くのエピソードは単に恐怖だけでなくどこか一抹の悲しみや後悔、罪悪感が含まれている点に注目。
それが即物的なホラーではなく「感情」としての恐怖を生んでいて深い余韻を生み出しています。

それは必ずしも忌むべきものではなく時には情操的にも必要なものであるように思います。
だからでしょうか、恐怖・怪談集でありながら本書の読後感は非常に良い。
変な言い方ですが気持ち良くゾッとしたいなら本書はおすすめです。
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 不思議な読後感, 2008/3/12
By 鮎姫 (東京都江東区) - レビューをすべて見る
山は異界であることを、あらためて知らされた作品です。
都市伝説にはない、味わいある怖さを堪能させてもらいました。
怖いけれど哀しい...。怖いけれど優しい...。
それにしても余韻を残すこの独特の読後感はなんなんでしょう。
あるいは作者の山に対する想いから来るのでしょうか。
合掌造りの小さな部屋でぽつりぽつり...と。
怪談を読むというよりは、熟練の語り部の話を
そんな場所で聴いたような気持ちになりました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本当に怖い, 2009/6/18
山登りなんて小学校の登山遠足くらいしか縁がない私ですが、充分に楽しめました…いえ、充分すぎる怖さでした

グロテスクな表現は殆ど無いのに、一話一話読み終える度にゾワゾワ来ます
たまに、何故こんな遭難するのかな?という事故がありますがこの本を読むと、もしかしたらあの事故も…と思ってしまいます

よくある怪談に馴れてしまった方、是非読んでください 都会における怪談の数倍も怖いです
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5つ星のうち 4.0 警告))単独の幕営山行前には絶対に読まぬこと。
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投稿日: 5か月前 投稿者: 小森課長

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